【NY州のファイナンシャルエイドとは】
2018年の秋、12年生のお子さんのいるご家庭では、何かと気ぜわしい時間を過ごしているのでは?
昨年の今頃、我が家が1番知りたかった事、それは、、
『 大学を受験するけど、一体費用はいくらかかるの?』という事でした。
そこで、NY州のファイナンシャルエイドについての詳細をご紹介したいと思います。
《NY州 Guide To Financial Aid》
ファイナンシャルエイドの申請の際に、どの大学に行くのかなどを決定する必要はありません。NY州のファイナンシャルエイドは.以下の団体により成り立っています。
☆ Federal government ☆State government ☆College ☆ Private organization
《大学の費用は学費だけではありません》
☆ Tuition ( 学費) ☆Room and boad(寮費) ☆Books ( 教材) ☆ Fee, Supplies, Transportation,Pesonal Living expencev
これらの全費用は、【Cost of Attendance】といいます。
《 ファイナンシャルエイドの対象者は?》
ファイナンシャエイドは、もらえないと諦めていませんか?
いくつかのファイナンシャル エイドは、経済的必要性のある家庭に支給されます。(大学の費用、収入、家族人数とその家庭で大学に通う人数、など。)
ファイナンシャルエイドの中には、他の審査基準によるものもあります。(学力、成績など)
各家庭により、収入や状況が変わる事もあるので、ファイナンシャルエイドの申請は毎年行います。
《 ファイナンシャルエイドの種類》
Federal Grants and Scholarships ☆Pell Grant ☆ FSEOG
NY State Grants and Scholarships ☆ Tuition Assistant Program( TAP) ☆Numerous other programs
Institutional( College) Grants and Scholarships
Federal Work Study
Federal loans ☆Direct loans, Plus,Perkins
《どんなファイナンシャルエイドがあるの?》
ファイナンシャルエイドは、Grants( 援助金),Scholarships(奨学金),work study( 労働による支払い),loans(学生ローン)などがあります。
GrantsやScholarshipsは、返済の必要のない支援金です。しかしローンについては、返済する必要があります。
《Federal Grants&Scholarships》
☆Pell Grant ー $5775 上限 ☆Federal Supplemental Educational Opportunity Grant( FSEOG)ーup to $4000 if you demonstrate exceptional financial need
Federal work study program 大学に必要な経費をアルバイトなどで支払うことができます。
《 NY state Grants&Scholarships》
TAP ー The NY state Tuition Assistant Program TAPは、NY州在住者が対象で、NY州の大学への学費の援助があります。
基準を満たしていれば、$5165上限の返済不要の補助を受けることができます。 TAP award at hesc.ny.govにて見積もりを確認することができます。
そのほかにも、 ☆NYS science,Technology,Engineering, Math など各分野の奨学金があり、SUNYやCUNYの学費の学費に使用する事ができます。
☆NY state Achievement and Investment in Merit Scholarships
《 Institutional Aidとは》
Institutional Aidとは、各大学による補助金の事です。各大学には、様々な種類のGrants( 主にニードベース)やScholarships(主にメリットベース)やローンなとが用意されています。
大学のファイナンシャル エイド課に対象基準や申請方法、締切日なども問い合わせてみましょう。
《Federal loansの種類は?》
Direct Subsidized loansーup to $5500 ( 学生の在学中は無利子、ニードベース
Direct Unsubsidized loansーその年に必要な額、経済的な条件は無し、在学中から有利子)
他にも、Direct Plus loans、Federal Perkins loansなどがあります。
以上の情報は、NY州の案内: A Guide to Financial Aid2016によるものなので、2018年10月現在、変更があるかもしれませんので、NY州のサイトにてご確認ください。
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NY州に住んでいる我が家は、おかげで息子Rが州立の大学に通うことができています。
『日本の方が大学は安く済む』そんな声が良く聞かれ、ゼロ以下からスタートした大学進学でしたが、やってみると、アメリカであっても、様々な道はある事がわかりました。
これだけ無償の補助があるのも、大学で多くの人が学び、収入を得る事が、NY州への税金となって帰ってくる?!という、アメリカならではの合理性があるのかもしれませんね。