アメリ大学 本当の勝者は誰?

【アメリカの大学進学での本当の勝者とは?】

いきなり訳の分からないタイトルとなり、すみません。

アメリカの大学についてのブログを始めて一年。

今ものすごい敗北感でいっぱいなのです、、。( 明日のジョーの試合後の気持ちです)

アメリカの大学2年生の息子と高校のジュニア( 高校4年間の内の3年生)の娘の親ですが、アメリカの教育システムが分からないなりにも、

『親として何ができるか?どんなサポートが必要か?』

を考えてきましたが、手探りは続いていて、ましてや『何が正しいか?』など分からないままでした。

ところが!お互いの子供が赤ちゃんの時からの友人と日本食マーケットでの立ち話で一気に.

『あなたの子育ては間違い!』

と言われたような気持ちになってしまいました、、。( もちろんそう言われたわけではありませんが、)

というのも、友人の息子さんがアメリカの私立の大学に進学し、いきいきと充実した大学生活を送っているお話しを聞いたからなのです!

友人ご一家と我が家は、お互いに一男一女の子供がいまして、学年差はあっても同じように《アメリカの大学進学》を経験しています。

アメリカ在住日本人でも、親御さんの教育方針はそれぞれ違っていて、

我が家のように土曜日は日本語のための補習校に通わせる家庭もあれば、友人のように日本人コミュニティにはこだわらず 地元との繋がりを大切にするご家庭もある訳です。

それぞれの教育方針であって、『どちらが正しい』というものではないと思っていました。

けれど!!それぞれの教育方針の結果が今となって、子供達の未来に影響しているのではないか?

しかも、私のやってきた事は間違っていたのではないか?!などと強く思ってしまった次第です。

今までの『アメリカでの子育て』を振り返ってみたいと思います。



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【アメリカ大学への道のりは赤ちゃんの時から始まっている!】

アメリカの赤ちゃんフードにGarber( ガーバー)というメーカーがありますが、離乳食の容器に、

『大学資金を今から貯めましょう!』というようなフレーズがありますが、、!見たことはありませんか?

当時、子供達がまだ赤ちゃんだった頃、

『今から?まだ先のことなのに』と軽く笑っていたように思います。

たしかに早すぎると思われるかもしれませんが、あれから18年が過ぎてみて、『全然早すぎることない!』としみじみ思います。

ガーバーの宣伝にあったのは、《子供が赤ちゃんのうちから毎日1ドル?でもいいから積み立てると大きな金額になる?》というようなものでしたが、

《コツコツ積み立てが大事》という事なのでしょうが、それだけでなく

《この18年間のお金の使い方が将来に大きく関わる》という事を今になって強く実感しています。

《友人ご一家の方針は?》                            ☆地元コミュニティ中心                     ☆英語中心                                                ☆夏は地元のキャンプに参加                                           という事で、スポーツも高校の部活に積極的に参加されているようでした。

《一方我が家は?》                                  ☆補習校など日本人コミュニティ中心                                                         ☆アメリカであっても日本語中心             ☆夏は毎年 日本で2ヶ月滞在(10年間)

さて、この過ごし方が18年後にどんな違いが現れたか?です。

友人のお子さんは、『今私立の小規模大学でエンジニアのダブルメジャーを専攻。一年時から寝る間もないほどの勉強と給料の発生するインターンシップで充実した学生生活を送っている。』そうです。

もちろん!我が家の息子も州立大学で頑張っていますし、とてもありがたく思っています。

しかし!?あまりに学生生活が違いすぎる、、、。

それが皆さん、

《高額の学費を払っても私立大学に行く》所以なのですね。

『とてもいい大学に出会えたんだね!どうやって見つけたの?』

と聞いてみますと、

『高校の時に行っていた塾の先生や先輩のアドバイスも良かったみたい。でも、塾は高かったよ、、       年間1万ドルはかかるからね。』

『塾?!でも、塾代って、やっぱりかかるのね、、。』

と言いながら気がついたのです!

それは!今までのお金の使い方のことです。

《子供の教育に良かれと思って行っていた、芸術系の習い事代! 》

《12年間もの間の日本語補習校の学費!》

《何より、10年間毎年夏に行っていた日本での旅費!》

どう考えてもトータルで、、。

そのトータル額は、間違いなく高校での塾代などはカバーし、私立大学の費用にも活かせたことでしょう。

もちろん、補習校に通ったことや毎年日本に行ったことには大きな意味があって、子供達の日本語の学習には役立ったと思います。

けれど、、我が家に関しては、やはり私立大学に行かせてあげる事は難しいし、

今までやってきた事が『正しいか?正しくないか?』というような判断は、『大学に行く本人次第』とも思っています。

けれど、、『日本語を重視してきて本当に良かったのか?もっと違ったやり方があったのではないか?』

と 今さら《アリとキリギリス》のキリギリスのような、、《ウサギとカメ》のウサギのような、、、

そんな気持ちになり、今まで自分が信じてきた物を今一度 考えなおしてみる必要があるのかな?と思っています。



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【で、本当の勝者とは?】

近年、NY市立、NY州立大学が授業料の無償化になり、様々な家庭環境の学生が増え、大学内の状況が混沌としてきている、とも友人は話していました。

そんな現状が、私立大学への希望者数と大学卒業後の就職にも影響していると!

NY州立大学の2年生が始まったばかりの息子からは、

『年間の授業数以上の科目は取れないし、正直授業はあまり、、。』

というような話も聞いていました。

『与えられた環境に感謝して学びなさい。』と答えたものの、やはり私立大学とは違うのだな、、などと思っていました。

私が何よりその友人の息子さんの大学生活を羨ましく思ったのは、《学生本人がやりたい事を見つけ、それをトコトン学べる大学に出会えた》

ということです。

州立大学であっても素晴らしい教育が行われる大学もあり、私立大学であってもパーティースクール?と言われるような大学もあるようですから、

《どっちだから》とは一概には言えないですよね。

という事は!本当の勝者とは?    《学生本人が学びたい事が学べる大学》を見極め、学びを生かした者!なのかもしれません。

この9月から、いよいよ我が家の大学進学への歩み《第2弾》が始まります。

今日のことを踏まえて、また新たに進んでいきたいと思います。

*来年の2020年の夏は、日本行きを諦めるべきか?!                                       性懲りも無く来年の夏の日本行き航空券調べをしてしまう?学習能力に疑問がある私です。

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