アメリカ大学と日本の大学は併願できる!?上智大学の説明会体験談

【上智大学のNY説明会に行ってきました】

2019年春、今までありそうでなかった?(自分が知らなかっただけ?)

日本の大学の説明会( in NY)に、先日参加してきました。

息子Rの大学受験の時は、大学リサーチ自体がとてもシンプルなものだったので(どうしていいかわからず!)、数々の《こうすればよかった、、》があった訳です。

なので、娘のMのこれから始まる大学受験では、なるべく細かく調べていきたい、、!

そんな思いで上智大学の方が日本から来てくださった説明会( NY会場)に参加してきました。

今回は、そこでお聞きしたお話の印象をご紹介したいと思います。



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【上智大学の素晴らしさを実感!】

1.上智大学は国際通用性を強く意識した教育、研究を行っています。

☆スーパーグローバル大学として高い評価を受けているとのこと。

☆学部、学科での専門教育、リベラルアーツの教育を軸に 実社会を見据えた様々なチャレンジを促す豊富なプログラムがあるとのことです。

国際色豊かな環境で、多くの留学生が受け入れられている世界目線の大学です。

☆日本語と英語のどちらでも授業が受けられる多様なプログラムがあります。

2.学校の方のお話では、『海外での教育や生活を経験している子供達は、広い視野を持つことができます。』と外国生まれや育ちの子供達を前向きに捉えてくれているようでした。

3.交換留学が充実している

☆世界69カ国、280以上の交換留学協定校があり、1年間の長期留学、夏期.春期の3〜5週間の短期プログラムもあります。

4.アメリカの大学大学院への特別進学制度があります。

☆Fordham University             ☆Columbia University               Teachers College                     ☆Georgetown University 他

5.カトリックの大学

上智大学の教育の精神である “Men and Women for Others, with Others”(他者のために、他者とともに)というイエズス会の教育の精神を継承しているとのことです。

6.理系が充実した総合大学

グローバル大学でも理系の学部を英語で履修し学べる大学は少ない( 唯一?)とのこと。

7.奨学金制度もあり、返済不要の支給型のものもあるので、資料やサイトをご参照ください。

8.入試試験が多様

☆一般入学試験(TEAP利用型) ☆一般入学試験(学科別)               ☆推薦入学試験(指定校制)         ☆推薦入学試験(公募制)             ☆海外就学経験者(帰国生)    入学試験                                 ☆国際バカロレア(IB)入学試験  ☆カトリック高校対象 特別入試試験                                     ☆外国人入学試験                   ☆社会人入学試験                   ☆編入学試験                               ☆国際教養学部入学試験         ☆理工学部英語コース入学試験                                                 ☆神学部推薦入学試験

[上記の内容は、説明会での内容、大学の案内書とは異なる場合がありますので、ご確認ください。]



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【上智大学の説明会 in NYに参加して】

ここからは私個人の主観を交えてのご紹介です。

参加してみてわかったことや感じたことを一つずつお話してみたいと思います。

1.《国際色豊かな環境と教育》については、海外で生まれ育った我が家の子供達には夢のような環境に思われ、『日本の大学も真剣に考えてみよう!』と強く思いました。

しかし!?日本語と英語の両方の教育があることが、海外からの生徒の受け入れに、時に困難な場合もあるのではないか?と思いました。

なぜなら《海外就学経験者》と一口に言っても、学生が多様だからです。

アメリカや外国で生まれ育った子、両親のどちらかが外国人の場合、駐在員の在在年数や滞在時期( 小学校までなのか、高校までなのか)、両親が日本人であっても全く日本語を知らない子、など様々なのです。

上智大学は柔軟に対応できるプログラムもあるので、大学には問題はないのですが、受験する側がその大学に本当に合っているか?

そこの見極めが難しいかと思いました。

知人のお話で、アメリカで生まれ育ったハーフのお子さんが、日本の大学に進学したのですが、補習校で日本語をある程度学んでいたその子には、

そこの大学の日本語教育は簡単すぎて辛かったのと、英語でのプログラムにかなり違和感があったとか?(他大学のお話です、上智大学ではありません。

つまり、これだけ多様な環境で育った子供たちが、それぞれバラバラの英語力と日本語力で、自分にピッタリの大学を見極めるのがなかなか難しいのかな?ということです。

2.大学の方の海外就学経験者への高い評価に、とても希望が湧きました。と同時に、彼らへの大きな期待も感じられました。《日本や世界で活躍できる人材》になって活躍できる!

がしかし?!果たしてそれを子供達が望んでいるのか?

アメリカという国柄もあって、アメリカの大学は《個人の興味の探求や研究したい事をトコトン出来る所がアメリカの大学》という印象があります。

決して《他がために尽くす》という姿勢を否定するつもりはないのですが、国際機関で活躍したい子もいれば、全くそのつもりもない子も中にはいるかもしれない?などと少しだけ思いました。(個人的な感想でございます。)

3.交換留学制度がとても充実していて感動しました!できることなら本人の興味のある分野の海外の大学に留学できたら素晴らしいですね。

費用が高額な外国の大学に、日本の大学の学費で行くことができるのは、本当に魅力です。

4.コロンビア大学にトランスファーできる!なんて、夢のようですね。

相当がんばって4年間もしくは3年間頑張ったほんの一握りの子が行くことができるようです。(やっぱり、、)

5.カトリックの大学という事で、宗教や思想などを学ぶことができるようですね。

6.理系の授業が英語で学べる大学は実は少ないとか?!

アメリカは(私の知っている地域ですが)理数科目がとても重要視されていて、教育に力を入れていると思います。

その勉強が日本でも引き続き出来るという事は、日本の大学で、英語で学びたい学生には大変有り難い環境ですよね。

知人もその点をとても高く評価し、上智大学の受験を考えているとの事でした。

7.奨学金制度の充実

上智大学では、返済不要の支給型の奨学金もあるとの事で、とても勇気づけられます。

昔から《日本の大学は費用がアメリカより安くていい》などと言われますが、

実際は、アメリカの州立の大学費用は 日本の私立大学より安いと思います。(奨学金をもらえた場合)

何よりアメリカの奨学金は日本の奨学金とは違い、それほど狭き門ではなく、色んな種類のものがあります。

これは日本の大学も是非アメリカの大学を参考にしていただきたいです。

8.多様な入試試験

我が家のようにアメリカで生まれ育った日本人は、             ☆海外就学経験者 受験           に該当し、書類を提出するだけの試験で合否が決まるようです。

いわゆるA.O入試?というようなものでしょうか。それでも期日までに用意する書類や受けるべきテストなど、きちんと準備することが大切なようです。

対象者や期日、締め切り日など入試方法によって違うので、サイトから情報を確認するなどの早めの準備をお勧めします。

我が家の場合、以前日本の大学受験をギリギリに思い立ちトライしたら、書類が間に合わなかったという苦い経験があります。( SAT with essayの成績を提出する必要があったのに受けていなかった!)

なので、是非是非早めのリサーチを!

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初めての日本の大学説明会は、実り多き体験となりました。

いただいたカタログを眺め、自分が行くわけではないのになんだかワクワクしてきてしまって、、、。

大学に行く娘本人が心から楽しめる、幸せな学生生活が送れるよう、母の大学への道筋のほふく前進はまだまだ続きそうです。



 

 

 

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