【アメリカの大学に行く前に運転免許を取りますか?】
高校3年生はジュニアは、アメリカの大学進学にとても大事な一年と考えられています。
そして、娘のMはまさにジュニア! 16歳になり、アメリカではもう運転免許が取れるということで、先日地元にあるDMV(Department Mortor Vehicle) に行ってきました。
『日本の高校1年生が車の運転?』というのは、日本では考えられないですよね。
ジュニアとしての高校生活が始まり、ようやくペースが出来てきた9月はじめの時期に、
これからSATやACTを受ける時にフォトIDが必要になるので、娘Mが運転免許を取ることにしました。
学校によっては、学生証がフォトIDだったり、ビザ等の関係上 パスポートをIDとして使用される方もいらっしゃるようですね。
我が家ももちろん、パスポートでもフォトIDとして使用できるのですが、SATやACTのためだけでなく、
これから大学に行く前に銀行開設をしたい時や パスポート以外のフォトIDとしても役に立つので、
アメリカの運転免許( 厳密にはジュニア ドライバーズ ライセンス)の試験を受けにDMVに行ってきました。
その時の様子をお話してみたいと思います。
(州や地域によって、免許取得や運転免許でできることが違ってくる事が前提にあり、今回はNY州の場合のお話になります。また、普通免許とジュニア免許などでは、申し込み等のプロセスが違う場合もありますのでご注意下さい)
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【ジュニア免許はどこで取るか】
地域毎に数カ所のDMVがあり、そのDMVによって、試験の受付方が違うようです。
また、DMV以外でも試験を受ける事が出来る会場があり、友人のお子さんなどはDMVでなく 地元の会場で受けたとの事。
我が家にとって、一番近いのがDMV( ホワイトプレインズ)ですが、訪問者がとても多くいつも混んでいるので、少し遠いDMV( ピークスキル)の方へ行きました。
前日にDMV( ホワイトプレインズ)に行った友人は、
『学校が始まったからか?3日前に来てものすごく混んでいて、今日の朝一に出直したくらいよ!』
とこれからDMVに行く!という私にアドバイスをくれましたが、私たちの行ったDMVはとても空いていて、、というか試験を受けたのは、娘のMひとりだけ!でした。
また、友人の行ったDMV( ホワイトプレインズ)は、《オンラインで試験の日時を事前受付をしてから行く》形式ですが、
私たちの行ったDMV( ピークスキル)は、事前予約も必要なく、ウォークインで試験を受ける事が出来ました。
というわけで、会場によって、受付方も混み方も違うようですね。
持っていく資料はどちらも同じで、 ☆ソーシャル セキュリティ ナンバー ☆パスポート
など、DMVのサイトにあるように、必要書類を揃えて持参します。
【運転免許の第1段階としてのラーナーズ パーミットを取る】
*受付をする
必要資料を受付にて提示、ジュニア免許に必要な用紙を書き込み、必要な箇所にサインをします。
(合格が決まってからサインをする箇所がありますのでご注意を)
必要書類の1つに、親の許可証( 免許を取る)の用紙を提出するので、親又は保護者が一緒に行き、免許証を提示する必要がありました。
*筆記試験
各自、コンピュータ画面で全20問の問題をとく形式で試験が行われました。
合格最低点が14問で、[道路標識等の問題 5問中何点以上正解しなければならない]、などの内訳があるようです。
* 視力テスト
メガネ等の使用有無に関わらず、20/40 ビジョンテストに合格する必要がありました。
【両テスト後の手続きは】
その場で合否が分かります。 ☆合格すると、先程記入した申し込み用紙に《本人がサインをする》などのプロセスを経て、90ドルを支払い、無事にラーナーズ パーミットの仮の証書を発行してくれます。
また、その場で写真を撮り、正式なラーナーズパーミットが2週間程度で郵送されるとの事です。
☆不合格の場合!? 再試験を受ける事が出来るそうです。(日にちを改めるかどうかは、会場でご確認くださいませ)
と、ここまではまだ、ラーナーズ パーミットを取得する段階で、この後6ヶ月中の50時間の仮免練習時間や必要な講習を経て、最後のロードテストに合格してから、ようやく免許を取得できるようです。
また、ロードテストは4年内に受ければ良いので、学生によっては、しっかりと練習しロードテストに備えることもできますね。
いずれにしても高校生のうちにジュニア免許を取っておくことは、役立つことと思います。
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【ジュニア免許 Mさんの場合】
『DMVまでって、何分位かかる?』
『そうね、40分はかかりそうよ。』
そんな会話の後、急に携帯で筆記試験の勉強を始めたMさん。数日前にDオンラインで前もってできる模擬テストを送り、あれほど今日までに試験の準備をしてね、と伝えたのに、、!
いざ、DMVの建物近くの駐車場に着くと、
『会場でどれくらい待つかな?』
『友達のお母さんは、違うDMVで凄く混んでたっていってたからね、、でもここのDMVはどうかな?』
などと会話しながら中に入るとビックリ!ガラガラでした。
『お母さん、私、、別の日に受けたいな、、試験。』
『、、や、無理かな。どうして?』
『だって、、何も勉強してないからな、、ルールとか知らないし。』
うむ。まさかとは思っていましたが、全くやってないとは。
急いで受付で、『何か教本みたいなものないですか?』と聞くと、
チラリとこちらを見てすぐに、この冊子をくれました。
速攻でルールを読む事5分、無情にも受付の人が、
『あなた、132番じゃない?もうテストよ。』
と娘は呼ばれて、カウボーイがバーに入っていくようなドアの向こうへ1人で行きました。
比較的準備をきちんとする娘ですが、あんなに不安そうな顔は初めてみたような気がします。
そりゃそうでしょうよ、何も勉強していないんだから、、。
しばらく待っていると、くるりとこちらを見て、娘Mが手招きをしていました。
『大丈夫だった、危なかった〜!』
とMさん。ギリギリだったとか?!
合格しても、これからのためにちゃんとルールブックを読むのよ、と伝え、無事にラーナーズ パーミット(仮)をゲットし、ホッとして家に帰りました。
《運転免許を取ることも大学への一歩》として役立つと共に、
娘にとっては、《試験の準備をしないで試験を受ける恐ろしさ!?》も身に染みた?のではないかと、、
これも1つの経験になってくれれば?と思っています。
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