【SUNY( NY州立大学について】
SUNY( NY州立大学) には、地元のウエストチェスター群にある州立大学 SUNY Purchaseから、バッファローなどのカナダに近い町にあるUniversity at Buffaloなどまで、多くの大学があります。
大学探しのため調べてみてあらためて、ニューヨーク州は広いなという事とともにこんなに沢山の大学がある事に驚きました。
《リサーチ大学 》 学部課程のみでなく、修士課程、博士課程まである大学。大都市近郊に位置し、研究成果に対する評価が高い。 ☆アルバニー校 ☆イーエスエフ校
《学士課程大学》 学部課程中心の大学で、一部修士課程もある大学もある。大都市から少し離れた中小規模の都市に位置し学生も3700人〜9000人規模の中規模大学。 ☆ブロックポート校 ☆オールド・ウエストバリー校 ☆バッファロー校 ☆オネオンタ校 ☆コートランド校 ☆オスウィゴ校 ☆フレドニア校 ☆プラッツパーグ校 ☆ジェネシオ校 ☆ポツダム校 ☆ニューパルツ校 ☆パーチェス校
《テクノロジー大学》 学士課程、準学士課程が中心で、ビジネス、工学、コンピュータ科学、ホスピタリティ経営学など、仕事に直結するような実践的な内容を中心に学ぶ大学。 全校生徒、1600〜6000人の中小規模の大学。 ☆アルフレッド工科大学 ☆ファーミングデール校 ☆カントン校 ☆モリビス校 ☆コブスキル農工大学 ☆ニューヨーク州立工科大学 ☆デルハイ工科大学
《 コミュニティカレッジ》 準学士号や1年間の修了証明書コースが中心の大学。4年制大学への編入を希望する学生も多く学ぶ。ニューヨーク州立大学システムのコミュニティカレッジで学ぶ学生は246,000人。授業料は、学部課程を持つ大学よりも安く学べるのが特徴。1クラスの人数も少なく、四年制大学よりサポートを期待できる。 ☆ブルームCC ☆モーハークバレーCC ☆クリントンCC ☆モンローCC ☆エリーCC ☆ナッソーCC ☆フルトンモンゴメリーCC ☆ノースカウンティCC ☆ハドソンバレーの ☆ロックランドCC ☆ジェームスタウンCC ☆サリバンカウンティCC ☆ウエストチェスターCC
( www.ryugaku.or.jp より参照)
SUNYには、日本からの留学生も多いので、留学生向けの案内のサイトがあり、日本人目線の情報が載っているので、随分参考にさせていただいた。
学費が24000ドル前後( NY州内生)の大学が多いのも、アメリカの大学のなかでは経済的という事もあってか、レベルが高い大学はとても人気があります。
我が家はやはりSUNYが希望だったので、何校か見学に行きました。
大学見学については以前触れましたが、大学の特色や学生の雰囲気を 見るのはとてもよいと思います。
後は大学に通う本人の問題で、何校かの中で 気に入った大学があれば、それも1つの目標となるのでは。
人それぞれ大学に求めるのもが違い、SUNYの大規模大学より私立の少人数制がいいという子、建物が歴史のあるレンガ造りがいいという子、いや現代風なビルのような校舎がいいという子など各自の大事に思うポイントも様々のようです。
更に学費が抑えられるコミュニティカレッジは、経済的という事で、留学生にも人気があるようです。
どこの大学に行っても、1〜2年生の学習課程はほとんど同じなので、コミカレに安い学費で行き高成績を保ち、高いGPAを取って トップクラスの大学に編入する賢い方法もあるとの事。
知り合いの娘さんの友人で、希望の大学に入れず、悲しい気持ちでの卒業を迎えた女の子がいました。
その子は、ロックランドコミュニティカレッジの進学クラスで2年間 高成績をおさめ、希望の大学に編入できたと聞きました。
他にもそこからは、ハーバード大学やコーネル大学などアイビーリーグにも編入する生徒もいるそう。
2018年現在、私立の学費は年間 60000ドル前後かかることを考えると、コミカレスタートは効率的といえますし、最終的に 後半2年間でも最終卒業大学が学歴となるので、学費が節約できると人気のコースのようです。
コミュニティカレッジの多くには、寮はありません。ESLから始めたい日本人留学生も多いし、趣味で通っている社会人( ご年配の方)もいたりするので、何かと誘惑も多く( やはり日本人で集まってしまう?)、2年間は勉強に集中して編入を考えている場合、相当な目標意識と意思のつよさがないと難しいようです。
多くの大学では、一年生は寮生活からスタートします。
うちの場合は、コミカレでなく、寮に入って大学生活をスタートする方が 息子Rには合ってると思ったので、SUNYの中規模校を受験しました。
SUNYは何校でも併願できるので、初めからあまり絞らずいくつか希望の大学の選択肢を考えておく方も多いようです。
うちの場合、行きたい大学が見つかり、目標ができて本当に良かったのですが、本人が
『他はもう興味ない』といい、第一希望一本でいいと言い張る事態に、、。
結果希望が通らず、目標を失ってしまって辛い時期がありました。
そこからまた、日本の大学を考えたり、他の大学を再検討したりなどの作業を 友達の合格の知らせが耳に入る時期にやらなければなりませんでした。
それもまた、経験。いい事も残念な事も、何かの力に変えていかなくちゃ。
という事でアメリカ大学受験は、思っていたよりずーーーーっと長い時間がかかった次第であります。