【SUNY EOP/ACEサマープログラムで得たものは?】
2018年の6月には、息子Rは地元のウエストチェスターの高校を卒業しました。
例年だったら夏の日本行きにワクワクしている頃でしたが、大学のサマープログラムが7月にあったので、初の父と息子でお留守番。私と娘は、お先に日本へ行きました。
大学のサマープログラムは、EOP/ACEプログラムを通して入学した生徒のみ対象で、7/8〜27までの3週間、大学の寮に寝泊まりし大学の生活体験、学科の履修やファイナンシャルプランなども担当のアドバイザーと共に行うとか。
私も出発前に、シーツやタオルなど 簡単に用意はしたけど、本人Rは.
『何とかなるよ、大丈夫』といたって余裕な様子。私には大きな不安要素がありました。それは、、
彼が一度も自力で起きれたことがなかったことです!!
中学生にもなると、『こらー!おきろー!』と怒鳴ったり、ポイント制にしてみたり、毎年《今年こそは自分で起きる》と目標を書かせたりしたのもでした。
が、起きない。揺すっても、起きない。(多分バケツで水をかけても、、)
『どーやったら起きるようになるの?』と先輩お母さんに聞くと、『一度 起こさないで、遅刻でも何でもさせて、困らせるしかないよ』との事。
日々のスケジュールを考えると それをさせる勇気もなく、、とうとう高校を卒業するまで、一度も自力で起きれなかったのです。
さて、大学のサマープログラムの初日、大学の生活のレクチャーがありました。
その説明会では、
『寝坊などで遅刻した場合##回までで始末書、##回で退学です』と言われたとか、、。
息子Rは、初日の朝、気合を入れてケータイで起き、あと五分後に起きなくちゃと二度寝、、、、。
しばらくして突然、ドンドンドン!!とドアを叩き破るかのような爆音がし、Rはピョーン!と飛び起きてドアを開けました。
恐ろしい形相のスタッフが始末書を掲げ、息子Rは事務室へ連れていかれたそうです。
それ以来Rは.無事に自分で起きられるようになりましたとさ、めでたしめでたし?
かどうかはわかりませんが、とりあえず、それ以来一度も寝坊はしていないそうです。
サマープログラムがあるため、大学入学をためらったRでしたが、9月に本格的に大学の生活を始めて、改めて振り返ってみると、
『やっぱり、サマープログラム、行ってよかったと思うよ。』と言っておりました。
『 大学の生活の仕方がわかる事、そして何より知り合いが100人できるのは、大きいかな。』というあたり、その子のタイプにもよるけれど、うちの場合はプラスになったようです。
母としては何より、自分で起きれるようになってよかった、、とホッとしたところです。( そんな事で喜んで、、お恥ずかしい)
やっぱり子供は、親の居ないところで育つようですね。