アメリカ大学 ファイナンシャルエイド講習会

【ファイナンシャルエイド講習会】

FAFSAや奨学金のことについて調べるにあたり、アメリカに住む日本人向けの本を購入しました。

タイトルは、『 ニューヨーク( ニュージャージー、コネチカット)に10年以上住む人のための、ちょっと、ディープな《便利帳》という本です。

日本食マーケットにて購入。先日、最新版が販売されていたので、私の本の情報にもすでに、改正点があることは、前回お伝えしたと思います。

本には大学進学の詳しい解説だけでなく、市民権の取り方や老後に関する事までかいてあり、大学進学に関しては、7ページ分のみになります。

少ないページですが、教育資金の準備なついてなど詳しく書いてあるので、とても参考になりました。



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【アメリカ大学ファイナンシャルエイド講習会に参加】

ある週末には、他の情報として、土曜日の日本人補習校にて 会計士の方が講演してくれる機会もありました。

スマートな会計士さんが、スライドを元に、アメリカ大学進学のためのファイナンシャルエイドについての話を 2時間にも渡ってお話してくれました。

ちょっと遅れて会場に入ると、補習校の図書室にはあふれんばかりの保護者が集まり、望遠を駆使して スライド画面を皆、写真に収めていました。

講演後の質問タイムには、熱気と熱心さのあふれる質疑が飛び交い、皆さん、メモをとっていました。

このような情報を熱望している方が たくさんいるのだな、としみじみ感じました。

ある保護者が最後の方で質問。

『このスライドの情報をメールで送っていただけませんか?』

皆が答えに息をのむ、、。

写真のピンボケとスライドの展開の速さに、私も情報を残すのを半ば 諦めていて、どうやら他の方も同じだったようです。

答えは、『それはできません』とのこと。そりゃあちらもご商売。

講演後の質問も 1人1つまで、との事で、長蛇の列ができていました。〈1人1つまで〉とはいっても、各自がそれぞれの状況説明からの質問なので、とても時間がかかっていました。

お答えも、ある時点から先の プライベートな、つまりファイナンシャルエイドの核心部分になると、別日に別料金となるとのこと。

本格的に相談に乗ってもらうとなると、一回100ドル、と名刺をいただきました。

うむ、私の手探りは続くのか。

30分ほど並んで私の番になり、聞いた質問は、『NY州立の大学 無料化の案が可決されましたが、いつからどのように行われるのですか?』で、

会計士さんのお答えは、『収入枠によって、大学合格後の6月くらいまでに大学側から連絡を受けた場合、申請できるもの』とのことでした。

ニュースなどでは、まるで全員NY州の人は大学の授業料が無料になる!?かのような印象を受ける報道だったので、質問してみてよくわかった所でした。( 全員ではないのね、、)

他にも奨学金には、ニードベースといって、ある程度の成績なら親の収入枠によって、きちんとエイドが出ること、私立の方が学費が高いけど、州立よりさらに奨学金がでることなど、少しずつでも 色々なことがわかりました。

『ああ、あのスライドの内容、メモにとりたかったなあ、、EFCの計算方法とか、、』

などとしみじみ思いながら帰宅。

改めて 先日買ったあの本をよく見直すと、、、

その本の監修は、さっき講演してくれた方のもので、よく見ると本の内容はスライドと全く同じもの!!!

(本買って、よくみてなかった!)

『情報は金なり』なのだ、と実感した出来事でした。