アメリカ大学 Net Price Calculatorとは?

【Net Price Calculatorとは】

アメリカの大学は、私立も州立も年々学費の高騰が取りざたされています。

ほんの2〜3年前とは、額がビックリするほど違うケースもあり、『アメリカの大学って何故こんなに高いの?』と思う方も多いのでは。

何年か前は、アメリカの大学は高い!日本の大学の方が安い!という声も聞かれましたね。

我が家も一時期、日本の大学を考えたましたが、

『アメリカの大学のほうがニードベースの奨学金が充実している』という事がわかり、アメリカの大学を受けてみることにしました。

大学進学を考えた時、費用の面も大事ですが、《大学卒業後にどちらで仕事をしたいか?》からも考える必要があると思います。

(つまり、、借金を返す国で仕事をしなければならないので、、)

アメリカ人の友人の話で、

『18歳を過ぎたら自己責任』

と学生が多額の借金を背負うケースもあると聞きました。 (厳しいですね)

日本人としては、ご家庭によって様々であると思いますが、中にはほぼ100%援助するご家庭もあるでしょうし、あまり援助できない、もしくは本人の責任で、というご家庭もあることでしょう。

いずれにしても、希望する大学がどれくらいの費用がかかるか、奨学金がどれくらい出て どれくらいのローンを借りられるのかなどを見通すのに 【NET Price Calculator】が1つの目安となります。

もちろん最終額の保証があるわけではなく、ただの目安であるとサイトにも書いてあります。

それでも、各大学のサイトで収入や必要な情報を入力することで、1年間のファイナンシャルエイドの目安が提示されるので、やってみる価値はあると思います。

それをプリントアウトして保管しておくだけでも、大学側には《具体的にその大学への進学を考えている》事は伝わるようです。

時々、大学のサイトにアクセスしただけで ダイレクトメールが届いたりもするので、大学側の《入学率を上げる熱意》というのは並々ならぬものがあることがわかると思います。



2017年秋に大学に願書を提出する時期に、NET Price Calculatorでプリントアウトしておいたものが 後々役に立ったのは、大学合格が確定した 2018年4月末の頃でした。

大学から合格通知が届いたあとすぐに、ファイナンシャルパッケージが届きました。

NET Price Calculatorの見積りと額がだいぶ違っていたことに気づき、他にも確認したい事項もあり、大学進学を決定するにあたり デポジットする前にもう一度大学に出向き( 4時間ドライブして)相談してみました。

大学のファイナンシャルエイドの担当の方にも 何とか時間を作ってもらい、Net Price Calculatorの見積り書を見てもらいました。

『おかしいわね、、』

担当の方が、そこで何度もFAFSAに問い合わせ、FAFSAの記入欄が一箇所ズレていることが判明したのです!

(a欄にあるべき数字がb欄にあった)

それによって奨学金の額が7000ドル程変わったので、我が家にはとても大きな出来事となりました。

実は、このような同じような事があるけど、気づいていない人が多いのかもしれません。

ファイナンシャルエイドはムリ、と決めてしまっている人や申請しても最後まで手続きをしていない人などもいて、毎年用意されていた額が余る事もあるとか、、。

今回私たちは、NET Price Calculatorでシュミレーションしてあったおかげで気付けた!という体験をしたのでした。

また、私立のアイビーリーグの大学のNET Price Calculatorも算出してみると、、

結果、、我が家の自己負担額、、1年間で全て込みで      2600ドル!!!???

間違いでなく、ニードベースでフルスカラーシップが出るという結果でした。

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