【夏は日本の大学についても考えてみるチャンス?!】
一口に海外在住といっても、2〜3年の駐在員のご家族や国際結婚の方、我が家のように日本人家族の永住者など様々なケースがあるのは、 以前もご紹介しました。
そんな中で、大学進学を考えたとき、選択肢としてアメリカの大学を考える学生さんと日本の大学を考える学生さん、他にもヨーロッパや他地域の大学に行く学生さんもいることと思います。
どちらにしても、夏は大学訪問をする良いチャンス!
我が家でも夏の日本滞在中にいくつかの大学を見学することになりそう?なので、その様子をご紹介したいと思います。
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【夏のオープンキャンパスは大人気】
初めて 日本の大学でのオープンキャンパスに参加したのは( 息子のための)2017年の夏でした。
その時も猛暑の中、大勢の学生さんと保護者の方?が集まり、とても熱心に説明会に参加していました。
参加する大学によって 様子はちがうとは思いますが、
その時は、《国際基督教大学》いわゆるICUで、帰国子女が多いと言うような話を聞いていて、実際に行ってみると、
英語と日本語が飛び交うような国際的な雰囲気が、
アメリカにある日本語補習校( 土曜日の学校)と似ているような印象を受けました。
さて、今年2019年の夏は!
娘のために日本の大学のオープンキャンパスにいくつか行こうということになりました。
なかなか乗り気にならなかった娘も友達が一緒に行くと言うことで、ようやく参加を承諾したのでした。
そのお友達の見学したい大学が、、
そうです!あの《東京大学》だったのです!
『東大、、かぁ、。』
と見学だけでもビビる私。( 私が行くわけではないのですが、。)
自分の人生において1mmも考えた事のない大学名なので、オープンキャンパスさえも申し込んで良いものか?とかなり怖くなりました。
『あのね、東大って知ってる?そこに見学に行く話があるんだけど、。』
娘に恐る恐る聞くも、お友達と一緒と行くという事でなんとかOKが出て、
東大のサイトから、オープンキャンパスの申し込みをすることになりました。
『つい最近まで、ドラマの主人公が可愛い塾講師と目指していた、あの!東大。皆さん必死で受験に備えて頑張ってきているのでしょうに、、見学に行って本当に良いのかしら、。』
そんな思いがよぎり、なかなか申し込めませんでした。
お友達のお母さんとラインで長々と相談し終えて、いよいよ申し込もうと《東大のサイト》を開くと?!
2日間あるオープンキャンパスの学部ごとの30分の枠がどれも予約で一杯だったのです!
しかも予約がなければ中にも入れないとなると、はるばる東大に行く意味が無いですよね。
表情を変えずに、ひたすら画面をスクロールする娘。
希望より遅い時間に、娘本人の希望とは違う学部の予約があとわずか?だけ空いていたので、その枠をその友達と予約することにしました。
ICUでは予約がなくても、ウォークインで行くことが出来たオープンキャンパスも、
東大では要予約?との事で、住所、氏名、生年月日はもちろんのこと、在籍高校や学年などを記入して、新規登録する必要がありました。
今まで真剣に《東大》のサイトを読んでみたことがなかったので、よく読んでみると、
さすが!一流の学習環境に教師陣。
大きな特徴として、初めから専攻を決めず、一年は教養と幅広い学習をし、専門性の高い学びへと進んでいくリベラルアーツの大学だということがわかりました。
海外在住者として興味があるのがやはり、【AO入試】ですよね。
知り合いの知り合いのお子さんが?そのAO入試で東大に入った、と言う話も聞いていて、
『東大も夢では無い?!』
というような見方( 淡い期待?)もつい持ってしまいますが、、
そこは東大、現実は厳しい事でしょうね。 (充分理解しております)
東大のAO入試は、日本語によるテストと外国語によるテスト、そのほかにも学部によって提出する必要があるものも違ってくるようです。
各学部ごとに2〜3人から10名くらいの募集で、全部で100人くらいの募集だそうです。
サイトを読んでみて、ふと思ったのが、
『なぜAO入試が始まったか?』という事。
2016年から導入されたようですが、その背景には、
☆多様な学生を募集したい ☆現行の試験様式ではどうしても偏りが出来てしまう
などを解消すべく、一般入試とは違った入試形態が導入されたようです。
『東大なんてムリムリ!』
と決めつけて、調べたこともなかったので、( 結果はどうあれ)
東大の素晴らしさをあらためて知ることが出来たのは、よかったかなと思います。
近日参加するオープンキャンパスの様子は後日お伝えしますね。
(親も見学していいのかしら、、)
( オープンキャンパスについての詳細などは各大学のサイトをご確認ください)
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