アメリカ大学 [アイビーリーグの入り方]から学ぶ2

【リベラルアーツの大学とは】

『うちの子にはリベラルアーツの大学が合うと思って勧めたのよ。』( 息子さんがブラウン大学に通う母友 談)

私が初めて『リベラルアーツ』という言葉を聞いたのは、この時が初めてでした。

その後、息子Rの大学受験を経験しても、結局その『リベラルアーツ』の大学ってどんなものか?

わからないままだったように思います。そこで、先日読んだ本、

《アイビーリーグの入り方》 冷泉 彰彦 著   CCCメディアハウス

から学んだ『レベラルアーツ』について考えてみようと思います。



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【リベラルアーツの大学の4つの特徴とは?】

1.小規模( 1学年1000人以下)   2.大学院がない                       3.主先行と副専攻の選択が柔軟                                                  4.ロースクールやメディカルスクールへの進学実績が良い

1.小規模であることで、カウンセラーや教授陣が個々の学生と家族的な雰囲気があると言われています。

2.大学院を併設していない大学が多いことで、教授が学部学生への指導に徹しながら自分の研究に専念できるとのことです。

3.幅広い専攻科目を備えている中で、主専攻と副専攻の選択の柔軟性が高いということが言えるそうです。

例えば、バイオテクノロジーと美術史などという[意外な組み合わせ]で卒業することも小規模で融通の利く単科大学の方が比較的可能のようです。

4.リベラルアーツの大学のほうが、意外と[ロースクール]や[メディカルスクール]への進学実績が良いとのことです。

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【なぜリベラルアーツなのか?】

アメリカの大学が求める学生像に《専攻がしっかり決まっている》ような、大学でやりたいことがはっきりしている、という点が重要だとのこと。

でも、どうしても専攻が絞り切れていない学生は不利になるかというと、必ずしもそうではなく、

自分の興味や関心の向かう分野はあるが、それが専攻とか将来の職業に結びつくところまで深まっていないケースは、

関心の対象が二つあるというスタンスで学ぶことも可能です。

その考え方の背景として、二つの考え方があり、

☆一つは、アメリカの大学の根強い伝統としてある、『リベラルアーツ(人文科学主義)』という考え方です。

大学は単純な職業訓練校ではなく、幅広いジャンルにおける教養を養うことから、深い思考力やものの見方を身につける場所である。(本文より引用)

☆二つめは、多くの大学には、『副専攻(マイナー)』という制度があるということ。

主専攻と副専攻は、違う分野でも可能。二つのジャンルについて大学の専門的な[達成]をする人材をアメリカ社会は評価します。(本文より引用)

ここでリベラルアーツの大学を選ぶ理由として、専攻ははっきり決まっていなくても、学びたい分野が複数ある、

《やる気のある学生!》

であることが大切で、

《自分が心から関心を持っているジャンルはない》

《名門大学に入学することが当座の目的である》

という姿勢は、大学受験には問題のようです!

やはり1番大切なのは、

《大学を受験する本人の意思》のようですね、、!

 



 

 

 

 

 

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