【アメリカ大学受験の2018年の秋に】
以前お話しした、姪っ子?Fちゃん(12年生)は、今大学受験のプロセス真っ最中なわけであります。
そのお母さんのCさんから、Early Decisionについてのご相談を受けたこともあり、改めてカレッジボードのEarly ActionとEarly Decisionについての説明をお知らせしました。( しかし、、通常の英文での記述は、カレッジボードのサイトよりご確認くださいませ。)
昨日、色々な資料や情報を持って Cさんのお宅を訪ね、Fちゃんの大学受験プロセスについて お話ししてきました。そこでのお話しを書いてみたい思います。
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《 アメリカの大学受験プロセスにおいてわからないこと》
1.ED(Early Decision)をするべきか?ー ED申請のメリットとデメリット( 前回説明したもの)を確認して、Fちゃんにの場合はどうすべきかを一緒に考えました。ファイナンシャルパッケージを他大学と比較して決定できないという点でやはり不安なので、通常の申請にすることにしました。
2.ファイナンシャル援助はいつどうやってするのか?ー FAFSAの申請はできたものの、他のファイナンシャル援助にはどのようなものがあるかを確認( NY州: Pell Grant, TAP, Excerior Program, 各大学:メリットベースの奨学金など) をしました。
それぞれの奨学金、補助金の申請時期や方法は、詳しく書いてある資料として、【NYに10年以上住むひとのための、ちょっと、ディープな便利帳】を紹介して、お貸ししました。
その他にも、FAFSA申請後のプロセスなどについてもお話ししました。その中で、2018年度のホットな情報も、逆に聞くことができました!
《2018年秋の大学申請で変わったこと》
1.ロングアイランドにある人気のSUNYの大学の受験にEarly Actionがなくなった!?
昨年は、他のSUNY( NY州立大学)と同じように、Early Actionが主流だったのに、今年から通常の申請( Regular Decision)のみとなったとのお話でした。
、、、実は、昨年の大学受験状況で、その大学に合格をもらっていても入学しなかった事を複数人から 聞いていました。
本当にそこに行きたかった生徒は合格をもらえていないケースも沢山あるに、、。
そこで思ったのが、大学側の事情です。入学率(合格者数に対しての入学者数)が、大学のランキングを決まると言っても過言ではない?ようです。大学の入学審査科としては、入学率を上げることが重大任務だということは以前もお話ししました。
昨今10校以上の大学を受けても、生徒が選んで行くのは一校だけ。そして、2、3年前から、大学側は、その生徒がその大学をどのくらい優先にしているのか、FAFSAなどからは見られなくなっているそうです。
それらの事情で、大学側がEAを採用するメリットがなくなってきているのではないでしょうか?( あくまで推測です)
2. アプリケーション欄に SNSについて書き込む欄が出来た
今年のアプリケーションに( 大学によりますが)、学生が発信しているSNSが何か?フォロワーが何人か?を書き込むものも出てきたそうです。
その学生の活動をチェック出来、どれだけ影響力があるのかも( ポジティブな意味で) アピールできるんだそうです。
学生によっては、うっかりした行動や発言も、気をつけた方が良さそうですね。
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昨年までに調べたことや 体験をCさんにお話しすると共に、今年から変わったことなども聞くことができた、良い機会となりました。
たった一年でも、色々な変化があるようですから、まだまだ アメリカ大学の受験は、これからも進化しそうですね。