【大学の申請は?】
アメリカの大学の受験は、10月くらいから順次Eealy Actionの締め切りが始まり、12月中にはアプリケーションを出し終える事が多いです。
私立の大学の方が、エッセイを2つ提出する必要があったり、理数系の大学の場合、提出しなければならない科目もあるようです。
我が家の場合は、息子Rは州立の大学を希望していて、特別な科目のSAT を受ることはなかったです。
( SAT Subjectテストは、APコース選抜生徒が受けるものだと後日知りました、、、)
元より、『SAT とACTの両方受けないといけないの?』などと思っておりました。
聞くところによると、SAT は一般的な英語と数学のテストで、ACTは更に 理数系よりの内容になるとか。
人によってはACTの方が、得点が取りやすいなど あるそうです。また、受けてみて初めて、『こっちの方が楽だった』などわかるそうなので、どちらも受けてみる方が良いのかもしれませんね。
(ちなみに2018年秋の10年生の説明会では、SAT.ACTともに受けるようにとの説明がありました。)
そして、ここ近年はコモンアプリケーション( common apprication)で受験するそうです。
SAT 1番良い点数のものとエッセイなども添付して、受験する大学の名前とコードを入れ、オンラインで送ります。(あ、ちなみに受験料50ドルが一般的でした。2017年 10月時点)
その後大学によって、提出する必要がある場合、大学からメールなどで連絡が来るので、こまめなメールの管理を受験者本人がします。 (していたはずです、、)
そうなると、親の出る幕ではなく、とにかく本人がしっかりしないといけません。自立心の強い子は、全て自己管理するでしょうし、( 本来そうでないといけないのでしょうけど、、
そのくらいの年頃は、口出しするのを拒否しがちだったり、、。大概の親御さんは、『なんだかわからないわ、やってると思うけど、教えてくれないのよ。』とおっしゃる方が多いです。
かと思うと、バッチリ援助できる親御さんもいるので、ご家庭によって様々でしょう。
何れにしても、これ全て子供が自分でやるのかしら?
アメリカ人の大学経験者なら、完璧に援助できるのかしら?などと疑問に思っていたら、とある説明会で、
『僕たちの頃とは全く違うので、サッパリわからんです。』と正直なアメリカ人のお父さんが質問していた!
ああ、私だけではないのか、、。などと勇気づけられるも、まだまだ手探りの日々は長い事続きました。
コモンアプリケーションを出し終えた 2017年の年末から 待つ事5ヶ月。
最終結果が決まるまでの時間というのは、とてもとても長い時間でした。
通常、年明け(早い子は年内に)合格通知や残念通知が順次届きます。けれど、我が家の場合は5ヶ月かかってしまいました。
何はともあれ、ほぼどの子も大学や他の道でも決まったと思われる6月半ば、昔のお友達お母さん方と集まる機会があり、皆で食事を持ち寄り、お祝いの( 本人はいないけど、お母さんたちだけで)乾杯をしました。
色々長かったけど、乾杯をしてワインを飲んだ時は、『ああ、終わったのかな。』としみじみ思っていると、アメリカ生活の長いお母さんが、こんなお話を。
『大体さ、周りのアメリカ人の家庭はみんな、大学コーディネーターに何万ドルも払ってぜーんぶ、やってもらってんのよ。はい、これ書いて、次はこれやって、ってね。そんでもって、アイビーリーグなんか、ちゃんとやり方があんのよ。結局それに、どこもお金、払ってるって事。』
、、、、。そうなのか。そうだったのか。つくづく、自分は何も知らないのだな、と思った瞬間でした。
なので、上を!目指してるご家庭は、早い時期に大学のプロコーディネーターに相談するのも懸命なのかもしれませんね。