【NYUの学費が無料に?】
2018年 9月 NYU( ニューヨーク大学)のメディカルの学部の学費が来年度から 無料になるという記事が発表されました。
ちょうどつい先日友人が、『NYUのメディカルの学費が無料になるんだって。』と話していたところでした。
なんでまた? どうやら高い学費のローンを払うためには、収入の見込める外科などの医師になる人が多く、1番必要な内科や小児科などの医師が足りないらしいです。
NYUとしても、学費を無料にするだけの資産も用意できたとか。それにしても高い学費をまかなえる資金って、、。
我が家の親戚の中にもメディカルを目指している子がいて、お母さんも高い学費を考えると本当に悩ましい、と話していました。
メディカルは基本の4年間の後、医師免許を取るまでもう4年の計8年間大学に行かなければならないとのこと。
それでも目指す子は、本当に素晴らしいですね。そんな高い意識を持った学生を支援する懐の深さは、アメリカならではと実感します。
日本のように、試験の点数一点で合否が分かれるものではないし、試験日や合格の連絡がある程度 どの大学も同じということではありません。
まず合格の基準が大学によってもさまざまで、奨学金に関しても《メリットベース/成績や特性による》と《ニードベース/経済的必要性による》ものがあったり、学生ローンも《Subsidized ローン》と《UnSubsidized ローン》他 いろんなローンがあります。
これらのローンの見積もりも含めて、FAFSAがベースに計算されるので、やはりFAFSAの申請は重要ですね。(全額自腹OKの方以外)
ご家庭によっては、全額親御さんが負担するケース、逆に全額本人がローンを組む場合もあるかと思います。
我が家は、本人にも自覚を持って欲しいので、一部本人のローンにし、できる限り親がサポートすることにしました。
なおかつ州立の大学で、たくさんの奨学金をいただき、感謝の気持ちで息子Rも大学生活を始める事が出来ました。
どんなにいい大学に行ったとしても、沢山の借金を抱えての社会人スタートは、親としてはどうしても避けて欲しかったから。
人によっては、いい大学イコール高収入、という人もいるだろうし、そうかもしれない。それもまた、1つの見方。
アメリカの大学は高いです。でも、長い人生、これから沢山働くわけで、その前に勉強のみならず色々なことを学べるということは、とても幸せな事だと思います。
夏の終わりに張り切って 大学の寮に入ってスタートした息子R。
あれからもうすぐ一ヶ月、今頃頑張ってるかな?などとしみじみ思っているとラインが、、。
『おかあさん、、今週末帰ってもいい?』
早くない?入学一ヶ月で里帰りって、ちょっと早くない?
しょーがないな。ハンバーグでも作るか。