2018年 8月末 SUNY 某大学へ
アメリカの大学には、特に入学式というものはなく、各自に送られてきた手紙の日時に入寮することから始まります。
うちの指定は8:00amから11:30amまでに荷物を持って入寮するとのこと。日本人らしくお米とミニ炊飯器やらスープなどの食料、そして寝具にパソコン、服などを詰め込んだトランクを隙間なく車に押し込み、高校生の娘Mも一緒に家族4人で大学へ出発。
3時間半のドライブの末、大学内の寮に到着。すでにたくさんの車が 荷物を降ろす順番待ちをしてました。
どの家庭もトランク、プラスチック製の引き出しや全身鏡、冷蔵庫に電子レンジなども小さな2人部屋に持ち込んでいました。
Rの部屋は3階の端っこということで、エッチラホッチラ荷物を運ぶと、すでにルームメイトの男の子と家族が部屋の荷物を片付けていて、とりあえずご挨拶。
いざ荷物を運び入れ設置してみると、白っぽいシンプルな物ばかりで、ちょっと病院ぽい、、
廊下を行き来しているとつい他のお部屋が目に入ってしまう。小さな部屋に大型テレビや立派な冷蔵庫を持ち込む家族、キラキラゴージャスに飾りつけてる女子部屋。
みんなポスターや飾りを白い壁に敷き詰めていて、なかなか個性的なお部屋が多い中、Rの部屋は、本人のご希望通りモノトーン貴重のシンプルなものとなりました。
お部屋が整ったら、家族とはしばしのお別れをし、若者たちは初めての寮ぐらしを始めるわけです。
この世のお別れ風に泣いてるお母さんあり、あちこちでハグする光景は、愛情表現の豊かなアメリカらしい光景でした。
私たち日本人としては少々照れ臭く、じゃ、サンクスギビングくらいにね、と笑顔で帰路に向かいました。
この2年というもの、長男Rは本当に大学へ行けるのかしら?というか授業料、、払えるのかしら?と大学進学に向けて 一つ一つ手探りの日々でした。
日本人である私たち家族は、わからないことばかり。もちろん日本人であっても ご家庭によっては、よくわかっている方もいると思うけど、、
何も分からないのは、ただ単にウチだけ?なのか、、、なぜこんなにアメリカ大学の情報はないのかしら? 一体誰に聞いたらいいの?
そんな気持ちでのスタートだった アメリカの大学進学までの道のり。
その手探りで見つけたものや体験したことを思い出して、このブログを通して、記録してみようと思います。