アメリカ大学 Subsidized Loanって何?

アメリカの大学の学生ローン!Subsidized Loanって何?】

毎年高騰しているアメリカの大学の学費をローンなしで払っている人はどれくらいいるのでしょう?

子供の大学入学に際して、学生ローンの仕組みを色々と調べてみて、いくつかの種類のローンがある事はわかりました。

1.Subsidized Loan《サブセダイズド ローン》( 政府からの助成あり)

2.Unsubsidized Loan 《アンサブセダイズド ローン》( 助成なし)

3.銀行やその他のローン

など、各家庭によりどのローンなら借りられるのか?が変わってくるようです。

実際に子供が大学に通うようになり、『そりゃ、助成がある方がよかろう』と思い、

1のSubsidized Loanで一定額を借りました。

ところが?!よく理解していないので、後から疑問がでてきて、、

『結局 サブセダイズド ローンって何?』ということに、、。

自分がきちんと理解できていない事を実感した次第です。

そこで改めて(もうローンを借りているのに、、、)

サブセダイズド ローンについて調べて、お話したいと思います。



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【Subsidized Loan の利子はいつから始まるの?】

実際にローンを借りていながら、まずわからなくなったのは、

『サブセダイズド ローンって政府からの助成があるとの事だけど、利子はいつから発生するのか?』

という事です。

結論から言いますと、

ローンにもよりますが、在学中と卒業6ヶ月後の支払い開始までは、連邦政府が利子を負担してくれる

のがサブセダイズド ローンのようです。

《Subsidized loans》

☆Subsidized( 助成あり)とは、在籍中に発生する利子については、連邦政府が負担

☆ファイナンシャル状況による必要性( EFCが規定額以下)がある場合

《Unsubsidized Loans》

☆連邦政府による利子負担がない

☆ローン借り入れが始まったじてんからすぐに利子が発生する

☆ファイナンス状況に関わらない

[*Smart&Responsible/Financial lifeから参照]

同じSubsidized Loans にも、いくつかの種類があり、ファイナンシャル状況( 各家庭の経済状況)によって変わってくるようですし、

借り入れの限度額、利子の割合などもケースによるようです。

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【アメリカ人の知人にローンの詳細を教えてもらいました】

自分が借りているローン会社からローンの内訳を書いた書類が定期的に送られてきます。

この大変細かい文章を信頼できるアメリカ人のライターの知人に読んでいただきました。

(自分で読むべき!?なのはわかっているのですが、、この手の長文からは逃げがちです。)

その知人によりますとレターの内容は、、?

☆Subsidized Loans( 助成あり)とUn subsidize Loansの内訳などが記載されている

☆卒業後6ヶ月から支払い義務が発生する

☆大学在学中と卒業後6ヶ月までは、連邦政府が利子を負担してくれる       (その後は利子が発生する)

☆利子は変動性で最大8.25%まで

などや初年度、2年目、3年目と額は違うが、借りられる最大額やそのほか細かい規定などが書いてあるとのことでした。

知人からは、《問題はない》とのお言葉をもらい、少しホッとした気持ちになりました。

『クレジットカードや銀行のローンの利子と比べたら雲泥の差だよ。返済も10年、20年と長期で返す人が多いし、利子の事を考えると、これが一番良いようだね。』

とお話ししてくれました。

大学のローンに関しても、初めてなので、『何がどうなっているのか?もしかして騙されたりしていないか?』

なんてつい勘ぐってしまうのは、やはり良くない事なのでしょうね。

それでも【今自分が( 子供がですが)どんなローンを借りているのか?】

しっかり把握しておく事は、とても大切かと思います!



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結局ローンは借りた方がいいの?】

もちろん借りずに済む方は、借りなくて良いと思います!(羨ましい限りです!)

さて、借りる必要がありそうな方には、実際借りてみて良かったなと思う点をお伝えしますね。

☆収入枠にもよりますが、Subsidized Loans( 助成あり)だと、利子を大学卒業まで政府が負担してくれるので、我が家の場合はとても助かります。

というのも、いざそれらのローンを借りたいと思っても、銀行ではまとまった額でないと借り入れは難しく、

先ほども触れたように、クレジットカードなどは25%〜という恐ろしい、いわゆる高利貸し?状態になるようです。

前にホリエモンさんも『車を現金で買うより、利子の低いローンで買う方が絶対に得だ。』的なお話をしていましたが、

つまり手持ちの現金を減らしてしまうより、低い利子のローンで払う方が結果的に有効という見方もあるようです。

《利子払ってくれて、待ってくれて、利子が比較的低くて、小額(1万ドル以下)であっても貸してくれる》

のは、このローンしかどうやらないようですね。

☆借り入れは学生本人によるもの、つまり子供の名義のローンとなります。

そのため『自分がお金を払って大学に学びに行く』という自覚を持つことも、大人になるためには必要があるのでは?

結果的に親がほとんど負担してあげるご家族もあるでしょうし、一部本人に負担させるかどうかは、各家庭によってもちがうことでしょう。

我が家の場合は、出来るだけ親がサポートしたいと考えていますが、本人の自覚のためにも本人の名前でローンを組んでいます。

(親名義のローンは、通常の利子がすぐに発生するものになります)

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【Subsidized Loansってどうやって借りるの?】

FAFSAを申請し大学の合格が決まると、各大学からファイナンシャルパッケージが届きます。

FAFSAの自分のアカウントには、ファイナンシャルパッケージの内訳画面があり、

学費と寮費はいくら、Grantsやスカラシップはいくら、で、支払い額がいくらになります、という画面に行き、

支払い額が確定すると、今度は支払い方法などを選択できるような画面が出てきます。

そこで!大学側がオファーしてくるプランをそのまま認証するのではなく、各項目の金額を変更する事ができます。

Subsidized Loan   $ 〇〇

Unsubsidize Loan $〇〇

Work study $ 〇〇

などを差し引いて、残りの額を一括か6回、8回払いか?などを指定します。

というように『どのローンをいくら組むか?』を自分で決めて承認する事ができるので、

くれぐれも先方が提案してきたローンプランをよく確認される事をお勧めします。



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最後に】

皆さんはもう、すっかりご存知のこともあったかもしれませんね。

私はすでに借り入れをしているにも関わらず、ちゃんとわかっていませんでした。(こ、怖い)

古いタイプの人間でございまして、『ローンは怖いものだ!』と聞かされていて、その割に細かいことはわかっていない、という状態ですので、、

ぼちぼち《アメリカの大学のプロ》と言われるべく!?頑張って行きたいところですが、

まだまだ《学びの道》は続きそうです。

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