アメリカ大学入寮の条件は?ワクチン接種は義務?

  1. 【アメリカ大学入寮の悪夢?再び】

先日、我が家の娘 Mの大学入寮の日の騒動のお話しをしました。

『これでやっと長かった《大学入学までの道のり》が一区切りつきました。』

ふうのお話しをしましたが、、、

まだまだ道のりは長い、、。

そう思わざるを得ない経験をしたことをお話ししてみたいと思います。



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【アメリカ大学の条件!ワクチンとPCR検査の悪夢再び】

我が家の長男Rと一から《アメリカ大学受験》について向き合ったのが、このブログを始めたきっかけでした。

そのRも秋から大学四年生。

娘の大学入寮日の苦労( PCR検査の結果が届かなかった事件)を踏まえて、

その五日後の、Rの大学入寮日を迎えました。

とにかくポイントは、

ワクチン接種とPCR検査、、、

我が家の家族は、(あえて誰かは触れず) ワクチン接種と関係してると思われる事で、『生死の境を彷徨った』経験があります。

その事があってから、自己免疫について何年も調べてきました。

ですので、ワクチン接種については消極的です。

長男Rもワクチン接種は、出来るだけ様子を見たかったのですが、

NY州立の大学では、入寮の条件にしている大学がほとんどで、(大学による)

Rも《大学入寮の条件》のため、入寮日4日前に急いで1回目の接種を行いました。

幸い発作なども起きず、無事に過ごしています。

そして!

その大学の条件は、

☆ワクチン接種少なくとも一回は接種済み             ☆PCR検査の陰性証明の提出

でした。(個々のケースによる)

入寮日4日前にワクチン接種(1回目のみ)

入寮日3日前にPCR検査をCVS薬局で検査しました。

娘 Mの時には、City Mdという病院でPCR検査を受けて、《PCR検査は3日以内のものを提出》でなければいけないのに、

《結果が出るのに5日以上かかった》

という事態で大変だったので、、

息子Rの今回は、結果が早めに出ると噂のCVS薬局でPCR検査を受けたわけです。

CVS薬局でのPCR検査は、予約制。

息子Rが予約をし、CVS薬局へ行くと窓口に黄色い張り紙。

《只今混雑していて、結果が出るのに時間がかかる場合があります》

、、、、、。

それでも優秀なCVS薬局からは、丸一日半後には《陰性》のお知らせをメールで届けてくれました。

よかった!入寮日の前々日の夜には、《入寮の条件》は揃い、大学のサイトにアップロードできました。

『これで大丈夫』

のはずなのに、、

届かないんです。大学からの《入寮許可証》と《入寮の案内》が、、。

そして迎えた入寮日の朝。

正直、本当に大学生活を始められるのか、、。確信が持たないままドライブする事3時間半。

今回は母一人での運転、何があっても頼れる人はいない、、そんな緊張感の中、ひさしぶりに大学に行きました。

受付ブースへ行くと、通常はとっくに決まっている《寮名と部屋番号》などを伝えて、Move in するところですが、

我が家は、それらの通達はなし、、。なので、ブースの人に聞いてみると、

『うーん、おかしいな、、』

と時間がかかり、どこかへ電話する事30分。

『〇〇寮へ行って、聞いてみてください。』

その寮まで車で移動し、受付の学生さんに聞くと、

『ない、、ですね。今日は入寮できないですね。』

食いついて偉い人の事務所へ移動。

そこでわかったことは、

『君、ワクチン接種とPCR検査の他にPCR検査のレシートを提出(アップロード)しないといけないんですよ。』

(レシート?なんだそりゃ)

息子Rも私も初耳の話に耳を疑う。

『この町にいくつかRapid Test( PCR簡易テスト)を受けられるところがあるはずだから、これから探してみて受けて来てください。』

そう言われた瞬間、まるでドラマのように私は崩れ落ちました。(厳密にはしゃがみ込んだのですが)

え、、また、、今回は揃ったたのに、PCR検査の結果も届いたたのに、、?

そこから更に偉い人に電話、問い合わせてくれました。

ドアの外で待つこと15分?

『入ってどうぞ』

入寮日は日曜日だったこともあって、しまっている部署に直接《ワクチン接種証明書とPCR陰性証明書》を提出する事で、

とりあえず入寮日に、Move in する許可をもらえました。

(これで許可がなかったらRapid Test探し?又は家に帰って出直し?になるところでした)

その日はハリケーンが来ていたので、1分1秒でも早く帰りたい母でしたが、

息子Rの引っ越しを手伝い、近くのマーケットまで水やら必要そうな小物を買いに行き、大学まで送ってあげました。

『お母さん、ありがとう。あとは自分で運ぶね。』

ボトル水24本入りと他の荷物を背負って、ようやく笑顔でそういってくれた息子Rに、

バイバイと手を振り、一人帰路につきました。

これでこれで、本当に本当に!子どもたち2人とも大学に入学できたのよね!

そんな嬉しさと2人の旅立ちにエールを送りたくなって、1人車の中で叫びました。

『がんばれー!!!!』

晴れ晴れとした私の心とは裏腹に、世の中の空は『ハリケーン一色』となり、

帰り道に何度も死にそうになりながら運転する事4時間。(スピードがハリケーン仕様のため長め)

無事に家に帰ると、疲れすぎてキッチンの床に土下座ポーズで座り込みました。

みんながみんな、こんな経験をしているわけではなく、それぞれのケースによって、どうやら違うようですし、

こんな《アメリカ大学入学》は、もしかしたら今年だけかも?しれませんが、

何か参考になる部分があったら嬉しいです。



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【最後に】

友人の経験を少し。

B University( NY州立)→

☆ワクチン接種証明書を送れば、PCR検査などの必要もなかった。

☆健康上の理由や宗教上の理由でのワクチン接種の免除が認められる。ただし、大学内での制限が課せられるのと、2週間毎のPCR検査の義務がある。

☆大学入寮日に、入学する学生だけRapid Testを行い、車で15分ほど待って陰性が出たら入寮できる。( 家族も引っ越しを手伝える)

B 私立大学→

☆ワクチン接種証明書とPCR検査を本人と家族分 前もって提出

☆大学入寮当日も、大学校内に入る前に全員Rapid Testをうけ陰性を証明する。

S 私立大学→

☆ワクチン接種証明書を提出( しかし、健康上や宗教上の理由で免除される。その場合、大学内での行動制限がある。)

☆PCR検査の提出義務はないし、当日のRapid testもない。

☆大学入寮の引っ越しは、時間帯が限られていて、ボランティアの学生が引っ越しを手伝ってくれるため、家族は大学内に入らない。

などなど、大学やその学生のワクチン接種状況によっても様々なようです。

それらの細かな条件が違うので、一概には言えないと思いますが、

《2021年大学入寮の条件》

☆大学の寮に入る場合は、ワクチン接種が義務。(一回接種でも良いか、完全接種かは大学による)

☆健康上の理由や宗教上の理由による免除を認めている大学も多くあるが、その場合の行動制限が厳しいのと1〜2週間毎のPCR検査の義務、更に10月からPCR検査の費用の公的控除がなくなる事で、

《実質ワクチン接種は義務》

と言える。(おそらくワクチン接種によって起きた事象に責任を問われないために、義務とは明記できないのでは?)

と、今回の経験と周りの友人の話しから思いました。

先日バージニア州の大学で、《ワクチン接種をしていない》という理由で学生が多く退学になったとニュースで見ました。

希望に胸を膨らませて、たくさん努力してきた学生さんが、そんな事で受けた悲しい処分に、本当に悲しい気持ちでいっぱいです。

今後はどうなっていくのか?

2021年の8月の時点ではまだわかりません。

刻一刻と変わりゆく状況や大学のシステム、そして大学入学の条件に悲しい思いをする学生がこれ以上できないように、

大学側にも、各州の方にも、考えてほしいです。

これらのことについての考え方は人によって様々で、自分の言っている事だけが正しいとは思っていないです。

ただ、いろんな考え方が認められる事は、とても大切だと思っています。

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