【アメリカ大学パンデミック下での結果は?】
2021年夏、アメリカで大学受験をした高校生たちの多くは、秋からの大学へ向けて過ごしているのでは?
皆さん、またまたご無沙汰をしておりました。OKOです。
日本人一家の息子Rの大学受験をきっかけに始めたこのブログも、
2人目の子供の娘Mのアメリカ大学受験の結果が出る(でた?)
2021年夏を迎えて、まる3年になろうとしています。
そして、我が家の娘Mのアメリカ大学受験結果は?!
無事に希望の大学に入学する事ができました!
遅い!報告が遅い!
大学入学1ヶ月前にこんなご報告なんて、、『遅い!』
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
どうしてこんなに?時間がかかったのか?
今日はそんなことをお話ししてみたいと思います。
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《アメリカ大学入学1ヶ月前にまで報告できなかった?!その訳は?》
はぁ。長かった。すみません。
愚痴らず、なるべく皆様のお役に立てる事を記載しようと思うのですが、、
なにしろ、アメリカ大学受験がここまで時間がかかるとは思いもしなかったので、
何からお知らせしたら良いのか、、。
前回4月に、『パンデミック下の大学受験』についてお話ししましたが、
それらの要因の他に、一番大きな要因として、
Wating( ウェイティング)
という仕組みがあると思われます。
このパンデミック下のアメリカ大学受験はあまりに特殊で、今後の参考になるかはわかりませんがお話ししてみます。
アメリカ大学受験の結果の一つに
Wating(ウェイティング)があるのはご存知の通りかと思います。
ウェイティング、、それは?!
『合否は?いつ来るのか?』
何もわからないけど入学の可能性がある、という心臓に悪い仕組みです。
これ、、。
これが大きな要因でした。
大学受験生を持つお母さん同士では、それぞれのケースも異なりますし、
受ける大学になっても本当に様々なので、
うっかり相談したりできないのが現状としてある気がします。
ましてや、経済事情もまちまち。
だからこそ、受験生を持つお母さんたちは、そこそこ孤独です。
わからない事だらけの上に、前例が参考にならない。
それは、子供たちにとっても同じかもしれませんね。
我が家の場合、初めて『ウェイティング』というのを経験しました。
ですので、全ての手続きも他の人よりずれている、普通のプロセスと違うのでさらにわからない事が多い、
という日々が続きました。
聞く話によりますと、我が家と同じよう時間がかかったケースや全体的に大学の合否の連絡が遅かった、
というような方もいらっしゃるようです。
人によっては、8月に入ってから
『合格です』
と通知が来たケースもあるとか?!
ウェイティングにもいくつか種類があって、
5/1の入学決定意思の通達の締め切りに出揃った人数によって、大学側が
『あと何人合格を知らせられるか』
を算出して、ウェイティングの順にその人数まで合格を知らせる、
というのが一般的なようです。
前にも記載しましたが、もう一度合格通知の決定版を書きますね。
これだ!『いつ来るの?』アメリカ大学合格通知の決定版!
1. 11年生の夏から秋に結果がわかる!Early desicion
アーリーディシジョンで希望大学一校に絞り受験( これが一番早い)
11年生の時から準備が必要。何より本人の強い意思、希望とサポートできる親御さんが必要。(かと、、)
2. 12年生の冬には結果がわかる!Early Action
アーリーアクションのシステムの有無は大学による。多くの締め切りは11/1と12年になって早々アプリケーションを提出するので、早くからの準備が必要。
3.12年の年明け1月には結果が出る!Regular Desicion!
高GPAとSAT.ACTなどの高スコアを揃えて、多くの申請開始日11/15などに早めに提出。
合格、不合格にかかわらず、年明けには少なくとも知らせてくれる事が多い。
不合格の場合、『大学の基準に満たない』という事なのかもしれないが、結果を踏まえてその後をどうするかを考えることはできる。
4. 12年生の5/1以降に合格の連絡が来る?ウェイティング!
ウェイティングであることは、春(4月)くらいにはメールで連絡がくる事が多い。
多くの場合、大学は多めに合格通知を出してあるが、1人10校受験しても決める学校は一校。(当たり前ですが)
そうなると、合格通知を出しても入学してこない学生も一定数あるので、その人数を調整して
多くの学生が入学する大学一校に決めて入学意思を伝える締め切り日の5/1以降に、
おそらくボーダーラインだった人やSATなどのスコアを提出していない人などのウェイティング リストの順に、
『合格』の通知を5月半ばまでにだすようです。
5.12年生の卒業間近?または卒業後の夏に合格?
こんな事、、あるのか?知り合いにはいませんが、
大学として、学生のなんらかの事情『入学取り消し』をした場合の欠員分、ウェイティングリストの順の人に合格通知だすのでは?
それでも入学したい学生には嬉しいのかもしれませんが、
そうでない人には、、いまさら感が否めませんね。
ウェイティング放置(特に知らせがない)する大学もあるようですが、
多くの場合、ウェイティングの人にある程度の時期になったら、
『ウェイティングでしたが、大学としてはもう入学者が定員を迎えましたよー』
のお知らせがくる大学が多いようです。
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《最後に》
はい。ですのでなかなかスッキリご報告出来なかった理由は、
ウェイティング、、という状況によるものでした。
パンデミック下において今までの『ふつう』が『普通』でなかった
Year of 2021の学生さんたち。
その中でも平常を保ち、モチベーションを保ち、勉強に励み、希望の結果を出せた人もいる事でしょう。
そんな子は、本当に偉い。
その親御さんもえらいです。
さて我が家は、、?
何もかもがすんなりといきませんでした。
『いつも皆さんを応援します!』
と言いながら、この一年はあまりに色々ありすぎて、ブログも更新できませんでした。
実は!?まだ課題多き日々は続いておりますが、、?!
とにかく!大学が決まったことはとても嬉しく喜ばしい事なので、
こうしてご報告できた次第です。
『一体何がそんなに大変だったのか?』
については、おいおいお話ししていきますね。
もしも、まだ大変な日々を送っている方がいらしたら、
どうか身体に気をつけて乗り切ってくださいね。
そして、希望通りの大学に進学できた子供たちが、1人でも多く新学期を迎えられますようお祈りしています!
追記: 個人によってかなりケースも様々になるので、合格時期などはかなり差がある事をお知りおきくださいませ。
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