アメリカ大学合格の決め手は?

【アメリカ大学の合格の決め手は?】

2021年夏をどんな風に迎えるのか?はっきりとイメージが湧くまでに長い長い時間を要したことは前回お話しました。

学生さんの個々のケースによって様々なアメリカ大学受験。

高いGPA?

高スコアのSAT?

ボランティア活動やスポーツでの高評価?

結局何が決め手になったのかしら?とこれまでのことを振り返ってみたいと思います。



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【高いGPAはどこまで有効?】

GPAは、高校4年間の総合成績の値で、通常クラスを履修した場合でも最高4.0、

APクラス( アドバンスト.プレイスメント)を履修する事で平均値が4.0以上も可能なようです。

アイビーリーグなどや人気の大学に入る場合は、GPA4.0などの学生も多く、それなりの成績を要求される事でしょう。

さて、我が家の場合、昨年におそろしい事態が起きまして、、

(我が家の名誉のために詳しくはお話しできませんが、、)

ひとつ言えるのは!

大学は、パンデミック前のGPAやSATのスコア未提出などの状況を考慮してくれた!

ということです。

もちろん高いGPAの学生さんは全く心配がないとは思いますが、

もしも我が家のようにコツコツ頑張ってきたのに12年生で思うような結果が出せなくても希望がある、

というケースもあることはお伝えしたいと思います。

『GPAが全てとは限らない!』

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【SATとACTの高スコアはどこまで有効?】

SATやACTについても、これまで色々とお話ししてきました。

これもまたすぐに高得点を出していれば、おそらく大学への門戸も大きく開くこと間違いなし!ですね。

私のお話ししていることは、あくまで周りの学生さんや個人的なケースであり、

ここNYの郊外でのケースなので、

全米、地域によって様々であり、地方によってだいぶカラーが違うと思います。

GPAひとつとっても、高校によって評価やレベルによって大きく異なることでしょう。

その点、SATやACTのテストは共通なので、大学によっては指標にするところもあると思います。

ところが?!2020年は、年間を通してまともにテストが実施されなかった、、。

または、テスト会場や人数も限定的だった。

そんなことを考慮して、その年に限って?《SATオプショナル》《ACTオプショナル》として、提出義務の免除をしてくれる大学も多かったようです。

なので、来年度からは通常通りSATやACTテストが実施され、大学での評価がなされることと思います。

その場合、好成績をジュニアの時期に出している学生さんの話によると、

早い時期に高得点を出しておくことで、余裕を持って通年の授業に取り組めるそうです。

昔と違って『12年生はヒマ』みたいなことはなく、

12年生で、APクラスなどをたくさん取った場合、普段の成績維持と毎週の課題に週末も費やし休みもない!

などという話もお聞きするので、SAT高スコアなどを早い時期に取っておくのはおすすめですね。

学生さんによっては、12年生の最後のSATテストで納得のいく点がようやく出た、という子もいますので、

これもケースによるようですね。

大学側も、その事を実は理解していて、『SAT対策を塾でして高得点』なのか、『本人の力で高得点なのか』を見極めたり、

『中には元々SATやACTを評価しない』という私立の大学もあるとか。

(そのような私立の場合、その学生の個性や思考能力、ディベート力などを重視するよう。それって点数評価とは違うものですね。アメリカらしい)

それでもやはり、高スコアは州立のレベルの高い大学には有利( なんなら足切り)だったり、

『GPAスコア3.5以上から』

などとそれ以下だと受験さえもさせてくれない所もあるとか?!

やっぱり高得点をとっておくに越した事はないですよね。

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【エッセイの重要性は?】

アメリカ大学受験も金次第?!

といわんばかりに、、(トホホ)

夏に実施されるエッセイキャンプに参加する子も多いようですね。

我が家はおかげさまで、そのようなお金のかかることとは無縁にきてしまったので、

正直その、キャンプに、参加した方が良いか?、などはわからないです。

それでも、エッセイの、重要性は強く感じております。

以前お話ししましたが、

『プロは、その子が自分で書いたエッセイか?誰かの手が入っているか?見分けられる』

という事を聞きました。

そして、その《定型文》のような決まりきった文章と内容でなく、

その子らしさと面白さ!が文章にある!

というのは、とても大事なようです。

校正などを英語の先生に頼んだり、プロに頼むのは良く聞きますが、

『何を伝えたいか』『その子らしさや何に興味があるか』

を書くのは本人次第。

最後は本人の文章力!が決め手になるのかもしれませんね。

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【スポーツや課外活動は?】

これは私の全く知らない分野?!

という事で、お母さん友達に聞いてみました。

そうしたらびっくり?!

奥が深くて、、!次回詳しく書きたいと思いますが、とりあえず概要で言うと、、

『スポーツで全額奨学金で大学に行ける!』のだとか!

まず、

D1の大学→プロのスポーツ選手を目指す学生で、全額奨学金も出る可能性が高い。当然、大学生活もスポーツ一色となり、怪我などの場合の継続の影響するほどスポーツ中心になる。

D3の大学→学力とスポーツの実力、両方とも問われる入学となる。大学では、スポーツも一番高いレベルでの参加になるが、プロスポーツ選手を目指すケースは少ない。大学側も優秀なアスリートを見つける事は、大きなメリットなので、秀でたスポーツ選手は、入学に有利となる。

D2の大学→D1とD3の間?!なので、多くの学生がD1かD3を選ぶことが多いよう。

と言う具合に、大学受験というより、その得意なスポーツをどう活かしていくか?によって、やるべき事が異なっていくよう。

それでも、ジュニアの夏には、沢山の、そして全米の!スポーツキャンプに参加して、大学側にアピールする事が大切だとか。

(早い子は高校1年から参加)

その辺の詳しくは次回お話ししますね。

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【我が家の大学入学の決め手は?!】

これは、、はっきり大学に聞いたわけではないので推測なのですが、、

☆ジュニアまでコツコツ頑張ってきた高いGPA

☆ダンスなどのその子なりの習い事を12年生まで続けてきた事

☆課外活動や日本語教育を12年生まで続けてきた事

なども評価してもらえたのではないかと自負しております。

(あくまで個人の感想です)

他にも聞いたケースで、、

Aくん☆剣道で全米大会に行った事がよかったのでは?

Bさん☆高GPAとSAT1400、でも決め手はエッセイで、『K-POPは世界をつなぐ』を熱く書いた事では?

Cくん☆成績はそこそこ。でも誰よりも多い何千時間にも及ぶボランティア活動が決め手に!

など。本当に十人十色ですね。

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【最後に】

我が家は、前にも書いたように、

☆まともに授業を受けられなかった12年生での成績状況 (見たこともないもの、、)

☆まともに受けられなかったSATと ACT→結果、大学にはスコアを提出できず

という、

『一体どうやって入学の評価をしたの?』

という、今後の受験生には、あまり参考にならないかも?という受験でした。

それでも、この夏前ギリギリに州立の志望校の一つにめでたく合格をもらって、

本当に涙が出るほど嬉しかった、、。

あまり親が嬉しがるのはどうなのか?とちょっと思い、

しみじみと喜びました。

だってその子の人生だし、その子の得た結果だから。

結論!大学入学の決め手は?!

それは!

どうやら『本人の意思』

大学に対する思いや、大学入学までにどう本人が取り組むか?!

あとは、ほんと、、運?なのかもしれませんね。

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追記:

【大学受験を終えた娘Mちゃんへ】

よかったね。Mちゃん。

本当に良く頑張ったね。

母さん、嬉しいな。

でも、卒業式の前の日まで提出物の連絡が先生から親に来るとか、、。

大学ではやめてね。

母さん

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