【アメリカ大学2020年の新学期は?】
いよいよアメリカの大学の新学期が始まりました。
今年2020年は、コロナの影響もあり、例年とは違ったスタートとなりました。
我が家の息子の場合、8月半ばを過ぎてもSUNY( NY州立大学)の1つである大学から、はっきりしたことが決まらなかったり、
息子の親友の大学は、すでに7月から大学が始まっていたり。
大学や地域によって様々な新学期のあり方をお話ししてみたいと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【結局オンライン授業なのか?】
多くのアイビーリーグの大学が、早い時期からオンライン授業を決定していて、
『せっかくトップの大学に入ったのに自宅でオンライン授業だけだなんて、、』
という声がよく寄せられます。
年間5〜6万ドルは当たり前!のアメリカの私立大学の良さは、
少人数クラス、優れた教師陣による対応、ディスカッションの多い授業などや先進的な施設を利用できることも魅力
それが全てオンラインとなると、、
それは、やっぱり、残念なことですよね。
この9月からの新入生は、はじめての大学生活という事で、
通常通りのスタートをきった大学が多いようで、新大学一年生の子供を持つお母さんの撮った、子供達の入寮の様子などがよくSNSに挙げられているのをみかけます。
いくつかのケースをご紹介してみたいと思います。
ケース1)
我が家の子供の場合は、大学3年で、昨年の寮のメンバーと同じグループルームになったようです。
グループルーム(スイート?)は、1人部屋と2人部屋がいくつかあって、そこにリビングらしきエリアとシャワー、トイレが付いている作りの区画のことです。
大学の寮に入っても、基本はオンライン授業!
それでも大学内を一定規則を守って出入りはできるようです。
ケース2)
他には、知り合いのお子さんは、大学2年目で、SUNYの他大学2年生で、5人の友人と大学の近くにアパートを借りたとか。
やはり基本はオンライン授業!でも、友人と過ごすことができること、街中に住むことで生活がしやすい(自由?)という利点もあるよう。
他にも大学に出入りはできるので、必要な場合はバスですぐに大学に行き、必要な授業は受けるのだとか。
自宅とは違った経験ができそうですね。
ケース3)
友人のお子さんAさんは、NY州から12時間離れた他州の私立大学の3年生
この夏から大学のそばに家を購入し、その子自身が大家として、アパートの何部屋かを寮として貸し出しているそう。
アメリカも地域によっては不動産投資として考えることができ、その学生の収入源ともなる!という賢い方法ですね。
(それができる?人に限りますが)
ケース4)
アイビーリーグの大学3年生のBさん
完全自宅からのオンライン授業のみ
詳しいことはお聞きしていないのですが、夏も早い時期からオンライン授業は決定していたようです。
ケース5)
今年の秋からマサチューセッツの方の私立大学1年生のお子さん
完全自宅からオンライン授業
とても優秀な女の子さんで、娘と仲が良かったお子さんなので、
遠くの大学へ行ってしまう、と娘は寂しがっていたけれど、
『また、遊べるね』などと言ってくれて、先日も会いに来てくれた優しいこです。
今度会えたら、オンライン授業の感想を聞いてみたいなと思っています。
他にも、マンハッタンの私立大学に通うお子さんによっては、アパートを借りてオンライン授業を受けるというケースもあり、
知り合いの中でも、大学や地域によって本当に様々なようです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【最後に】
コロナ騒動で、実質3月から始まったオンライン授業。
学校側、教師側も戸惑いながら新しい学校のあり方を模索してきたのでは。
7.月からの夏休み頃に、NY周辺は、ようやく(いわゆる?)感染者数も落ち着いてきて、
新たな大学の取り組みを検討して、どうやらそれぞれの形になったようですが、
どのオンライン授業なら有効なのか?
というより、学生の取り組み次第!?
という事になりそうです。
正直なところ、オンラインに良さはあるのか、、、
アナログな人間で、人と直接会う大切さは、やっぱり画面越しとは違う!
と思ってしますのは、私だけでしょうか。
でも、、
どの子も今の現状で頑張っているのだものね。
応援するしか、ないですよね!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜