アメリカ大学 コロナ後(?)はどうなるの?

【2020夏 アメリカの大学はこれからどうなるの?】

2020年が明けてから、世界が大きく変わりつつあります。

1月2月は、新型コロナウイルスが流行り始め、

3月には、アメリカでは学校全般の閉鎖が始まり、SATやACTの中止となりました。

3月半ばにはオンラインでの授業が始まり、初めての試みに大学や高校も対応に追われている様子でしたね。

4月、5月とロックダウンが発令され経済も止まる中、初のAPオンラインテストが実施。

時間内に答案を提出できない学生も多く出て、6月には再テストを実施されました。

6月、7月に予定されているいたSATテストもACTテストもキャンセル!

今度こそ受験できる!!と思っていた学生さん、親御さんもがっかりした?ことでしょう。

(我が家もホテルまで予約して他州にACTテストを受けにいく予定がきゃんせるされがっかりしたのは前回おはなししましたね。)

学校、APテスト、SAT.ACTテスト、学年末テストに大学見学。

ありとあらゆる事がキャンセルになった今年の受験生、高校12年生の夏は、

相変わらず自宅にいなければならない日々が続いています。

(あー、愚痴になってきた、、すみません)

前置きが長くなりましたが、ここからの事について少し考えてみたいと思います。



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【2020年夏からの受験生のすべきことは?】

1.SAT.ACT( 秋に受ける生徒は)テストの準備をしよう

現在多くの大学が、SAT.ACTなどの評価テストの得点などを提出不要を決めています。

こんな中、どうモチベーションを保ったら良いのか?!

正直やる気、、失せますよね。

けれどこんな状況だからこそ!その学生のやる気が問われる!?

そう思ってものすごくある時間をどうマネージメントするか?考えて、計画的にテストに備える良い機会かもしれませんね。

7月半ば現在、SATの実施( 8月、9月、10月、11月、12月年内)とACTの9月からの実施が決まっています。

おそらく確実に実施されるかどうかは、今まで同様に直前に決定されるかもしれませんが、

準備をしておいて、納得のいく結果を出せるように、この夏を過ごすことは、

受験生のため以外の何者でもありませんね。

2.エッセイを書こう

3月からまともに勉強もしていない(うちだけ?)学生さんが、ひたすらエッセイを書け!

と言われても、、、

と、普通は思いますよね。

アメリカ大学受験経験者からすると、大学入試の大きなポイントとなるのはGPAとエッセイ!

という事になるとお話ししておりました。

どうも日本の受験などから考えると、

『作文?が大事?と言われても、、』

と思ってしまうのですが、エッセイの重要性については以前もおはなししたとおり。

『その学生が今までどんなことを頑張ってきたのか?これからどんなことをしたいのか?』

をダイレクトにアピールする大切な機会なんだそうです。

何千枚、何万枚?のエッセイを読まさせる方としては、

よくあるスポ根ストーリーやお涙頂戴話より、個性的で面白い話、引き込まれるような魅力ある文章、

などが誤字脱字なく(当然!)表現されたものが良いとか。。

そんな文書、なかなか書けない!

そこでこの夏がチャンス!というわけです。

いつかのパターンを繰り返し書いて行くと、後から読み返すと、本人もビックリ?するものだとか。

何度も書いてみることは、より良いエッセイへの近道なのかもしれませんね。

3.志望校の選定をオンラインで確実に

ほとんど移動ができない現在、大学見学なども全くできない状況です。

我が家でも、2月の冬休みにいくつか大学見学に行ったのが、今思えば最後でした。

今後も大学に直接出入りできるかどうか、また、いつなら大学見学が可能になるか?

状況によっては、今年いっぱい、大学見学はできないかもしれない?!

そんな中でも、9月に無事に?新学期が始まり、あっという間の大学受験申し込みが始まります。

10月1日には、FAFSAの申請も始まり、

それまでに、実は準備しなければいけない事は沢山あるわけですね。

その中で、オンラインで志望大学を選定して、大学ごとの受験要綱を調べ、

アーリーアクションなのか?レギュラーディシジョンなのか?

何をいつまでに提出しなければいけないのか?

ボーっとしがち(うちだけ?)な夏に、徹底的に調べておくことが、必要になりそうです。



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【最後に】

息子の在籍するNY州立大学では、秋からの大学を形態を工夫して開始される予定です。

講義によって人数を限定する(内容によっては学内でオンライン)、時間差等で密集を防ぐ、

どうしても出席が必要な授業(実験など)を指定の期間にこなす、などを検討しています。

また、秋学期大学内での授業を受けた場合、冬学期では自宅でオンライン授業にするなどの処置が取られるそうです。

また、多くの大学が、すでに《完全オンライン授業》を決定しているとか!

私立大学や有名アイビーリーグ校もオンライン授業を決定していて、

在学している学生も

『一体何のために高い学費を払っているのか?』

と疑問に思い始めているとか、、。

大学受験のあり方は当然のこと、

アメリカの大学そのもののあり方も考え直さざるを得ない状況がまだまだ続きそうです。

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