アメリカ大学 ファイナンシャルエイド説明会

【アメリカの大学ファイナンシャルエイドの説明会に行ってきました!】

娘の高校にて、《ジュニア(高校11年生)向けの大学のためのファイナンシャルエイド説明会》が行われ、参加してきました。

以前にも《ファイナンシャルエイド説明会》での情報をご紹介しましたが、2019年秋の今回の説明会にてあらためて確認できたことなどをお話ししてみたいと思います。


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【大学のためのファイナンシャルエイドとは】

ファイナンシャルエイドは、大学費用などの奨学金や助成金として役立ちます。主に、

1.ニードベース( 経済的に支援が必要な家庭)☆収入枠による

2.メリットベース( 成績優秀者、スポーツ、芸術などの才能による)☆収入制限なし

などからなり、それらの補助金の申請には、FAFSA などにファイルされる必要があります。


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【Fainancial Aid Program 担当者のマイクさんによる説明】

1.NY州から20以上のファイナンシャル.エイドがあります。

Pell Grant, TAP( Tuition  Assistance  Program)などが主で、各家庭の経済状況( ニードベース)で支給額が決まってきます。

上記の例にあるように、COA( 大学の年間費用)から、収入額から割り出した支払い可能額( EFC)を差し引いて、Financial Needが算出されます。(上記の人、すごい、、)

各家庭の負担額から、様々なローンを組んだり、Work Studyのように大学内や紹介してもらったところで働く事で支払いをする方法もありますね。

以前にも詳しくお話しましたが、ローンにはSubsidised と Unsubridisedがありまして、Subsidisedのローンは、大学在学中と卒業後6ヶ月までは利息を待ってくれるものです。

ちなみに、どのローンを組めるか?などもFAFSAのアカウントに、大学が決定してから『こんな感じはどうでしょう?』とプランが送られてきて、『ローンは減らして、ワークスタディをします。』などと自分で額を変更し、自分(各家庭)の支払いプランを組むわけです。

そのためにもFAFSAのファイリングは解禁日10/1が過ぎたら 早めに行いたいところですね。

*注意として、FAFSAのIDは2つ(受験生と親)ですが、アカウントは1つ!だそうです。お間違えのないようご注意ください。



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2.FAFSAのプロセスは?

FAFSAについての説明は以前お話しましたので、今回はマイクさんが強調していた事だけお伝えしますね。

『FAFSAのファイリングのプロセスは、スカラシップを受ける受けないに関わらずする事をお勧めします。

離職や家庭状況の変化によって 収入が大きく変化した時など、FAFSAにファイルしてないと対応ができないからです。

ファイリングしてあれば、大学入学前に大きな変化があった場合、大学のファイナンシャル課に問い合わせてファイナンシャルエイドのプランの再検討をしてくれます。その場合、大学側からFAFSAに連絡がいきます。』

というようなお話でした。我が家の場合、FAFSAのファイリングがうまく最終決定さされていないことがわかり、大学側から連絡してもらった経験がありますので、ファイリングと大学側との連絡などの大切さを実感しています。

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3.FAFSAのファイリングまでにする事

ここの説明は、とてもアメリカらしいな〜と思ってしまったのですが、

『離婚した場合の収入額は?』             『再婚はしていないけど、同居している場合は?』など、様々なケースの質問が飛び交い、私はあまり考えたことの無いシチュエーションが沢山出てきました。( それに対するマイクさんの返答は、英語の理解不足ですみません、、わかりませんでした)

次にEFC(家庭の大学費用負担額)の算出において、

『祖母からの遺産(トラスト)は財産に入るか?』 『529プランは子どもの資産に入るのか?』ビジネスオーナーの場合の財産区分は?』などの質問も出て、ますますFAFSAはケースバイケースという感じでした。

ここでマイクさんが強調していたのは、『いずれにしても、FAFSAのファイリングには前年度のTAXリターンの額をもとに算出しますので、前年度までに調整できる部分は調整しておくこと。

私立大学によってはCSSプロファイルというカレッジボードのシステムを通して奨学金の申請をします。

その場合、FAFSAより厳密に資産の情報を提出しますので、ローン( 車や家他)などを支払い、資産を減らしておくことも大きく影響します。』

というようなお話でした。                 (うむ、我が家には難しい工夫です、、)



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【最後に】

FAFSAについてお詳しい方には、通り一遍のお話だったかもしれませんね。

逆に、初めての方にはなんだかよくわからない?お話だったかもしれません、すみません。

私などは、初めてのFAFSAは不安と恐怖でしかありませんでした(笑)

先輩お母さん方に聞いても、皆ケースが違うので、1つ1つのアドバイスも当てはまるものばかりでは無いですよね。

子供達が大きくなってからは、英語の面などで何かと子供達に頼ることも増えてきて、いつのまにか頼ってしまう自分にも気がつきます。

でも!FAFSAの経済面は親がしっかりしなくちゃ!と必死でこのようなファイナンシャル説明会などには、日本人一人で参加している次第です。

そんなFAFSA初心者だった2017年の時は、『FAFSAは一回ファイルしたらOK』などと思い込んでいたのですが、

『FAFSAのプロセスは、人によっては大学入学直前までかかる』

と言うこともある!と身をもってわかりました。

今初めての挑戦している方がいらしたら、『一人じゃ無いですよ!一緒に頑張りましょう!』とお話したいです。

受験生の皆さんとそのご家族の大成功と志望校合格!を祈願しております!!!!!

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