アメリカ大学 受験生のクリスマスは?

【アメリカ大学 受験生のそれぞれのクリスマス】

私の住むアメリカNYは、本格的は寒さの冬が訪れています。

高校なども学期末を終え、クリスマスホリデーの季節となりました。

アメリカの高校12年生の多くは、10月には大学へのアプリケーションを提出し、FAFSAのファイリングをすませます。

今までも何度かお話してきましたが、大学受験の方法として、

EA( アーリーアクション) →大学によって設定されている時期が違いますが、早期に受験し、早期に(12月半ば)結果が送られてくる)

ED( アーリーディシジョン)→早い大学で夏くらいから受験できるもので、その一校に強く志願する場合の受験)

などがあります。

それらで受験すると、早い場合で、受験をした年の年内に結果が分かるので、

合格した場合、クリスマスホリデーの頃から、安心して過ごせるわけです。

この精神的なバランスが、、

17歳、18歳の青少年には、その子によりますが、大きく影響するかと思われます。

(50歳の中高年にも、、)

このクリスマスホリデーまでに     《強く希望している大学一校だけでも合格がもらえている》

という事で、残された学生生活がどれだけ安心して過ごせることでしょう。



我が家の親戚の子は、まさにその状況でした。

その子は、とても努力家さんで、大学受験までコツコツ勉強していました。

もちろんスポーツも趣味のダンスも積極的に取り組んで、勉強だけでなく様々な事に参加していたようです。

その子のお母さんから、そんな様子をよく聞いていました。

その子がNY州立のトップの大学に合格し、年内には合格通知がとどいていたとのことで、

やっぱり!!《高いGPAの維持とSATのハイスコアは無敵!》なのだとつくづく思いました。

何よりその子が、早い時期から(高校1年から)高いGPAを意識して勉強に取り組み、

《大学でこれを学びたい》というしっかりした目標を持っていた事が、大きな勝因なのではないかと思います。

(本当に羨ましい〜)

その子は、そのNY州立大学にEAで受験したとか。

同じ州立大学でもEAのある大学と無い大学もあり、学校によって様々ですね。

その大学はとても人気があり、EAで早期に合格者を出しても、確実に入学する学生が多いようです。

大学のアドミッション課としては、《高い受験者数、確実に入学する合格者数、高い人入学率》

などの数字が、その大学のランキングを左右するので、様々な受験の形式を用意し、大学の維持のための努力をしているようです。

そんな中、アメリカの大学を受験する側の高校12年生とその親子さんたちは、

色んな思いでクリスマスを迎えるのです。

中には、年内はもちろんのこと、年が明けても大学から良いお返事がもらえない場合だってあります。

周りの友人達が、希望の大学からの合格通知が届き、周りに歓喜の声が聞こえてくる、、、

でも自分は、どこからも合格をもらっていない、、

そんな日々が3ヶ月も続くと、心の病になる場合もあるそう。

合格をもらった子は、そりゃあ嬉しいし、大声で喜びたくなる!

当然ですよね。

それでも、悪気はなくても、、羨ましいと思ってしまうのも仕方ないですよね!



これは、友人から聞いたお話なのですが、

ある時、まだ希望の大学から一つも合格をもらっていない女の子(Aさん)が友人(Bさん)の家に遊びにくることになりました。

すると、そのAさんを迎えるにあたって、Bさんがお母さんにこう言ったそうです。

『絶対に大学の話はしないでね。Aさんは、とても辛い気持ちで毎日過ごしてるの。ウチに息抜きに来るんだから』

そう鍵を刺されたお母さんは、アメリカの高校12年生の大変さを実感したとか。

それくらい、《合格すれば楽しいクリスマス》とそうでない場合とあるということは、

我が家も経験済みですので、十分実感しております。

今思い出しても、あー、あの日々は辛かったです。

12月 『え?!もう決まったの?』という友人も出てくる

1月 一番行きたかった大学を諦めるという試練を乗り越える

2月 気持ちを切り替えて新たなチャレンジをするも準備不足で残念な結果に

3月 周りはほとんど大学が決まっているけど、我が家は決まっていない、、

という4ヶ月は、1日1日がとても長かったように思います。

《先の見えない時間》というのは、ついネガティブになってしまいがち、、

それでも一番辛いのは本人!

親にできるのは、、、

やっぱり信じる事でしょうか!

オタオタしないで、のんびり構える。

それが一番難しい?!かもしれません。(実際 内心はオタオタしてました)

我が家の場合は、最後の最後に、ようやく大学が決まったので、我が家のようなケースは少数派かもしれません。

今 大学2年生の我が子は、『大学どう?』と人に聞かれて、

『とても楽しいです。』

と笑顔で答えてくれるようになりました。

すんなり決まったわけでは無いからこそ、大学で学べる事に感謝できる、、。

そう考えると、あの辛かった日々も意味があったのかな?と思います。

なので!!!

もしも辛い冬を過ごしているようなお子さんや親御さんがいらしたら、

ぜひぜひ明るい未来をイメージしてみてくださいね。

全ての受験生の皆さんの合格を、お祈りしています!



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