【Binghamton University( ビンガムトン大学) のキャンパス ツアーに行ってきました!】
我が家からドライブする事3時間弱、NY州立大学の1つであるビンガムトン大学に行ってきました。
『ビンガムトン大学は、NY州立大学全64校の中でトップ校であり、パブリック アイビーと言われる名門校である』
という事は聞いた事がありましたが、大学訪問するのは初めてでした。
こちらの大学に親戚のお子さんが、2019年秋から在学していて、今回大学見学に行ったことで、一瞬だけ会う事ができ、娘もとっても喜んでおりました。
(飛びついてハグでご挨拶中)
知り合いもいる事で、とても親近感が湧いたこのビンガムトン大学、いざ!キャンパス ツアーに参加してみたら、これが凄かった!!!
今まで見学した中で一番感動した!ビンガムトン大学についてご紹介したいと思います。
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【ビンガムトン大学はアドミッション センターも凄い!】
☆アドミッションセンターでの受付はQRコードで
まず入り口でタブレットを持った学生さんに、メールで前もって送られてきたQRコードを見せて受付完了!
この日だけでも100家族くらい大学訪問に来ていました。QRコードを使用している大学は初めてで、それだけの人数もスムースに受付できるのは納得ですね。
☆アドミッションセンターで受付後がまた違う!
通常だと《大学パケット》(資料やボールペンの入ったリュック)などをもらえるのですが、
ビンガムトンではそのようなものはなく、デスクに積んである簡単な資料を欲しい人だけが持ち帰るシステム。
あら?節約家なの?とおもったら!受付の学生さんが、『VISITOR パーキングに停められましたか?』
と聞いてくれて、『ハイ』と答えると『こちらのチケットをお使いください。駐車料が無料になりますので。』
ですって!感動!というのも、先日他の大学で駐車料$12かかり、ちょっぴり『イタタ、、』と思っていた所だったので、感動してしまったのです。
その上、大学のランチ割引き券と大学のステッカーをくれて、《見学者の気持ち》を考えてくれているのが良く伝わりました。
《資料は必要な人のみ配布》《見学者に不必要な経費はかけさせない》など、ビンガムトン大学の合理性を感じました。
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【インフォメーション.セッションがまた凄い!】
☆インフォメーション.セッションでは、大学が本当に知らせたい事を伝え、見学者が本当に知りたい事を知る!
インフォメーションセッションを聞いた後で、『結局この大学では、何を学べるの?』と思ってしまった大学もありましたが、
ここビンガムトン大学では、『ここで何が学べるのか?』をよく知ることができたのが素晴らしい!と思えた所でした。
☆ビンガムトン大学は《NY NO.1 Pubric University》の文字がまず最初の画面でした。こちらの大学を漢字二文字で表すなら、『自信』という感じがしました!
説明しているアドミッション課の方、大学訪問のスタッフの学生さん、ツアーガイドの学生さん、皆さんから溢れる『自信』とこの大学に対する確固たる信頼のようなものを強く感じました。
☆この大学でどんな学びができるかを詳しく説明
メジャーやプログラムなどについてビデオを交えて詳しく説明。
一番強調していたのは、《総合大学ならではの豊富なプログラムとメジャーを変えることへの壁がない》という事。
ガイド担当の学生に話をふって、体験談などを交えて説明する事でさらに説得力を増していました。
☆学生数14021人の中規模校で、卒業率が高いのは、この大学への満足度として誇れるポイントのようです。
☆One University. Six Colleges といわれる。6つのカレッジが合わさった総合大学のような学校で、プロフェッショナル.スクールで専門的な学びができるようです。
☆メジャーについての説明《環境学》などビデオを交えて説明
☆What will you discover Programの説明
☆Study Abroad の説明《インドの医療と教育のリサーチをしに行った学生のビデオ》など
具体的にどのような経験ができて、どう将来に活かせか?などのお話がありました。
☆Successfull Graduates→活躍する卒業生たちの紹介
☆Students Life→450以上あるクラブに学生が多数参加、活発なクラブ活動が行われています。
これは、我が家の親戚のお子さんがビンガムトン大学1年に入学してすぐに、加入したダンスのクラブの発表をステージで行なっているのを見ましたので、『本当にクラブ活動が盛んなのだなぁ』と実感しています。
☆Student Resource→Tutorサービスや生活面でのサポートシステムの充実で、学生数が多くても細やかなケアが期待できるようです。
☆Top 25 Healthiest Colleges in the Nation→ベジタリアン.コーナーやスムージースタンド、野菜の充実など、全米TOP25以内にランクインしているだけのことはあるようですね。
☆Regidencial→7 つのコミュニティに分かれていて、コミュニティ毎の活動や多数の協力し合うシステムがあるとの事です。
☆Pubric IVY( パブリック.アイビー)→ この大学のモットーは『No Debt!』卒業後、多額の借金を抱えることなく、全米の平均所得以上の高所得を得られる!という定評が、パブリックアイビーと言われる所以のようです。
とここまで、スクリーンやビデオを見ながらの説明が終わり、アドミッション課の方が締めの説明。
『アプリケーションの締め切りはEarly( アーリー)で1/15, Regular( レギュラー)で4/1になります。GPAが A マイナスからで、SAT1300〜1400( 25%〜75% レンジ), ACTが27〜32,といったところですね。』
って!!!それが一番大事なのに!書面化してーーー!なんで最後にさらっと口頭でなのー!とツッコミを入れたくなりました。
この話の続きが、『これの成績以下の学生も25%はいるわけですから、成績が足りなくても ぜひ!アプライしてみてください!』と。
アドミッション課としては、入学希望者数をあげたいようです。以前お話しましたように、アドミッション課の役目は、
《高い受験者数、狭き門の合格者数、この大学を選ぶ高い確率の入学者数!》という3つの数字を達成する事!でしたよね。
まさにこの点でも、この大学の合理性を伺えるインフォメーション.セッションでした。
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【いざキャンパス.ツアーへ!】
環境学を専攻するガイドの女学生さん。わかりやすく、ポイントを抑えたガイドは、今までで一番!だったと思います。
彼女の凄いところは、物凄い量の情報を全て暗記している事はもちろん、ツアーに参加している学生にどの分野に興味があるかを聞いて、その分野については特に詳しく説明をする、という点でした。
しかも、だらだらと長いツアーではなく、テンポよく進んで行くので、時間があっという間に感じられ、疲労感があまりなかった事です。
そのことからも、ガイドさんの力量が伺えますね。
☆ツアー1. Dome (学生寮)
各部屋の形態やコミュニティなどの説明を一通り終え、モデルルームなる典型的な学生寮の一部屋を見せてくれました。
大学見学によっては、《空っぽの間取りだけわかるような案内》をする所もありますが、ビンガムトン大学のは、《生活感のあるレイアウト》のモデルルームを見学させてくれました。
他大学のなかでは、《本当に生活している学生の部屋》に本人がいる状態で、次から次へと何十人も人が出入りするようなケースもあり、
いくらなんでも《生活感ありすぎ》で、なんだかご本人が可愛そう、、という大学もありました。
その点でも【完璧なモデルルーム】だったのではないかと思います。
☆ツアー2. Dinning Hall (ダイニングホール)
ダイニングホールは、ここだけでなく何箇所もあり、中には24時間空いている所もあるとか。
ここでのお話しでとても印象深かったのが、ミールプランについて。
ミールプランには何種類かあって、ガイドさんは初め、ミールプランC(1学期、900ドルのプラン)にしたら、結局450ドルくらいしか使わなかったとか。
すると残った金額は、Tuition( 学費、生活)として納めたものから返金されるそうです!
《ミールプランは A.B.Cから各自にあった額を選んで登録して、残った額は返還される仕組み》というのを聞いたのは初めてでした。
友人のお子さん(他大学在学中)は好き嫌いがあるとかで、『娘は全然ミールプランの中でちっとも食べないので、りんご一個で100ドル払ってんのよ!』などと愚痴を言ってたのを聞いたことがありますが、
こちらではそんな無駄も緩和されるかもしれませんね。
☆ツアー3.Student Union
Unionの建物には、広い会場もあり、ゲームナイトやムービーナイトなどの催しも行われるそう。とにかく楽しいイベントが目白押しだとか。
大学内からの交通として、1.校内シャトルバス、2.ローカルエリアのプルーバス、3.カウンティバス、などの交通もあるとの説明も受けました。
☆ツアー4.クラスルーム
実際の教室に座り、授業の様子等のお話しがありました。基本的には1:25くらいのクラス比で
60人以上のクラスには必ずアシスタントがつき、プロフェッサーとのアポイントを取ることができるシステムやTutorサービスの充実などで、人数の多さもカバーそれてるようです。
☆ツアー.5.キャリア.センター →レジュメの書き方はもちろん、インタビューの受け方、
インターンシップの案内やリサーチの仕方など、幅広く支援してもらえるとのことです。
☆ツアー6. University Union
スクールショップ、レストラン( モールのフードコートっぽい)などやクラブ活動もできるスペースなどもあるよう。
ガイドさん曰く、『Unionでは、学生が出店店舗を選び、定期的に入れ替わることもあります。』とのお話しで、そうすることで学生の側にも出店店舗の側にも相乗効果があるとか。
『チーズクラブでは、毎回世界のチーズを食べ比べるのです!その費用もUnionからでるの。参加してみたいと思いませんか?』との声かけに、
チーズ好きの我が娘も思わず手をあげてました。
春フェスに秋フェスと、イベント好きな大学のようです。
☆ツアー7.Fine Art
ここがまた凄い。音楽部門として、大学オーケストラが定期的に演奏活動を行い、250以上のプロダクションとのコネクションもあるとか。
隣接した美術館では、 Art専攻の学生の作品が展示されていて、これまたさまざまな Artの分野でも活躍できるとか。
ガイドさんの友人は、『メジャーで生物学、マイナーで音楽を専攻し、キャリアとしての学びと全く違う分野の学びを深めています。』とのおはなし。
他にもエンジニアをメジャーで専攻、マイナーとしてArtの絵画をとり、2方面で活躍しているとか。
今まで『ダブルメジャー』という言葉を聞いたことがあっても、ピンとこなかったけど、このように『全く違った分野の学びを深められる』ということなのかな?と思いました。
他にも
☆Library ☆The Teaching Hub ☆Safety ☆ Proffecional schools
なども回り、それぞれの施設の説明をきき、最後にUnionビルディングの前で解散となりました。
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【最後に】
朝11時から始まった、約1時間のインフォメーションセッション、約1時間半のキャンパスツアーも終わったのが午後1:30くらいでした。
せっかくなので、キャンパス内でランチを食べてみよう!という事になり、早速ユニオン内へ。
私がどうしても食べたかったインドカレーと娘が注文したブロッコリーチェダーチーズマカロニです。
お腹も空いていたし、凄い量でしたが、ペロリと平らげました。しかも!美味しかったです!大学学食で稀に見る美味しさでした。
いつものように娘に《大学の感想》を聞くと、
『お母さん、私勉強以外の楽しいイベントがやクラブ、留学とかの情報しか頭に残ってない。とにかく楽しそう。』とのこと。
『なんでかしらね?』と聞くと、
『うん、多分、この大学の学生は《勉強ができる》前提、なんだと思う。だから、勉強以外のことも盛ん、というか、楽しめるんだと思う。』
だそうです。確かに。
《大学での学びが充実してるから》ゆえの《勉強以外の部分も充実する》という、
これまた至極【合理的】な結論に至りました。
今回は、いつもより長い文となりましたが、お付き合いいただきありがとうございます。
あくまで個人的感想ですので、データなどの詳細は、大学のサイトをご確認くださいませ。
『ちょっと遠くてビンガムトン大学の見学は難しいなぁ』などと思っていらっしゃる方が、一緒にツアーに参加されてるような気分に少しでもなってたら幸いです。
皆さんの大学への道のりが、素晴らしいものとなりますように!
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