アメリカ大学訪問 SUNY Maritime College

【SUNY Maritime Collegeってどんな大学?】

我が家の住んでいるウエストチェスターから車で45分ほどで着く、NY州立大学の1つであるマリタイム大学   ( SUNY Maritime College)。

以前参加した大学フェアで、娘Mがこの大学に興味を持ったので、大学訪問の予約をして、大学見学に行ってきました。

その時の印象や発見など、個人的なものではありますが、お伝えしたいと思います。



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【SUNY マリタイム大学は他の州立大学とは違う!】

SUNYマリタイム大学は、米国で設立されたこの種の最初の大学( 連邦政府により承認され、商業渡航指導を提供)であり、米国でわずか7校しか認められていない海事アカデミーの1つです。

大学の全ての学士号プログラムは、米国商船員としての専門免許の取得と組み合わせることができます。カレッジでは、国際輸送管理と海事及び海軍研究の博士号も提供しています。

学位プログラムの大部分は、米国商船員の三等海士または三次助手技師としての免許を取得することもできます。

さらに、SUNY Maritime  Collegeには、ニューヨーク市の大都市圏で唯一の米国海軍/米国海兵隊 予備役訓練部隊( ROCT)プログラムがあり、米国海軍と米国海兵隊の任命された役員の登録を行っています。

2017年現在、SUNY Maritime  Collegeの卒業生は144,000ドルの平均給与を獲得しており、これは米国の大卒平均給与において最高額の1つとなっています。

( Wikipediaより参照なので、変更等がある可能性があります)

というように、海洋に特化した技術を学べる大学のようです。

ブロンクスからNYシティに架かる橋のふもとにある人工島のようになっている土地にあり、港には大型船やボードなども並んでいました。

ビジターセンターで受付をした後、各施設やこの大学で学べる事などの説明を聞きながら、あちこち回ります。

まず入った施設は、まるで船の中にいるかのような印象で、複雑な配管のエリアやコンピュータ制御室など、船舶技師の学士や免許に必要な学びができる施設がありました。

実際に船の管理やヨーロッパまでの航海なども学生が行う研修も行われるそうです。

歴史ある図書館と博物館があり、大学設立当初からの歴史資料や初代からの船の模型なども並んでいました。

ほぼハリーポッターの世界でした。

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以前は要塞だった施設を大学にしたようで、その時の名残の建物や大砲?のようなものが大学内にありました。

海軍の施設も隣接していますが、SUNY Maritime  Collegeの学生が全員海軍に入る?!という事はないそうです。

卒業後に一般の会社に就職する学生も沢山いますし、多くのチョイスがあるとか。

とにかくエンジニア職など技術的にもビジネス的にも高度な知識を得、船舶のプロとしての資格を取得することもできるので、多くの分野においてこの大学の学生は、インターンシップや就職に大人気なのだそうです。

今時、『大学を出ただけでは就職は難しい』なんて話もききますよね。

その点でもこの大学は、とても人気があるそうです。

けれど?!あまり知られていない!

何故?なのか、、

あるお父さんがコーディネーターのお兄さんに聞きました。

『SATとか、、どれくらいの学力が必要ですか?』

とナイスな質問!お答えは、

『SATで1240点から、エンジニアはプラス100点( つまり1340点)、ACTは25点からでエンジニアはプラス2点(つまり27点)。GPAは90点から、という感じですね。ま、目安です。』

という事は?!なかなかの成績は必要ですね。

これくらいからだと、レベルの高い理系の私立大学などを目指す人が多いのかもしれません!( もちろん大学によります)

そして、海洋學や船舶技術でない分野を学びたい学生にとっては、他の大学へ、、となるのかもしれませんね。



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《最後に》

娘Mは特別スポーツ女子?という事ではなく、特別な海好き!でも、船好き!でもないのに何故?この大学訪問をしたのか?!

それは、、!彼女曰く、

『全然興味を持ったことのない分野を見てみるのもいいし、凄く面白そう!』

という理由だそうです、、。

すれ違う学生が皆ムキムキに鍛えたお兄さんばかりで、女子率はかなり低い。ましてやアジア人など皆無。

大学内には、もちろんフィットネスや写真館、床屋なども揃っていて、本当に特別な大学のようです。(レジュメの写真として、この大学専用の写真を撮るのだとか)

海軍らしき制服姿やら、特別なデザインのツナギ姿の凛々しい学生さん、たまに見かける女子学生さんも何かしらのスポーツを極めていた風で、髪の毛も必ずひっつめて結んでいました。

そんなカッコいい学生さんを見るたびに、

『わ!萌えるわ。コスプレにしか見えない。』

と娘Mは、明らかに周りの見学者とは違うポイントで喜んでおりました。

娘Mにとっての初めての大学訪問に、このとても個性的なSUNY Maritime Collegeを選んだ事が、娘の大学進学にどんな影響を与えるか?

長男の時も、いくつかの大学訪問をしました。その時の経験で、『とにかく大学には行ってみる事が大切!』という事を実感していましたので、娘の場合も、出来るだけ協力できたらと思っています。

私たちのアメリカ大学進学への道は、始まったばかりです。





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