アメリカの大学 2年目のスタートは?

【アメリカの大学2年のスタートは?】

アメリカ生まれの長男Rは、この8月からNY州立大学の2年生になりました。

アメリカの大学入学までの道のりはもちろんのこと、アメリカの大学生活がどのように進むのか、卒業は?

と、一つ一つが親子で手探りが続く訳ですね。

《アメリカの大学2年生》になるにあたり、『どんな事があったかな?』と少し振り返りつつ、大学2年生の初日の事をお話してみたいと思います。



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【今思えば、、?】

大学2年生へのプロセスとして最初ににした事は、

1.《FAFSAの申請!》でした。

大学1年生の生活が始まって1ヶ月半が過ぎた頃の2018年10月には、2年生次の奨学金や補助金などの手続きのため、前年度のTAXリターンの情報をFAFSA アカウントに入力して 申請をする必要があります。

最終的な補助金の額などは、年明けの2019年のTAXリターンの情報も含めて考え、大学側からの2年生次のファイナンシャル パッケージが学期末に送られてきていたようです。(本人の大学アカウントに)

2.《2年生次の履修科目を選択》

年明け2019年に入ると早いもので、1月には学期末テストなどが始まり、それらの成績や履修科目数などによって、 年度末までには2年生次の履修科目を選択するようです。

アメリカの大学は噂どうりにとても早く終わり、5月初旬( というか8日!)には 学年末をむかえ、長い夏休みに入りました。

3.《2年生として入寮する》

初めての大学1年生の時は、大学から親宛にも入学、入寮に関するレターが届き、入寮日と時間帯の指定がありました。( 混雑をさけるため?)

けれど2年生ともなると、そのようなものは特になく( ?うちだけ?)、学生が各自で判断して、定められた期間までに寮に引っ越してくるようです。

一年生の時は、ルームメイト( 2人部屋の)も誰になるかわからないようなスタートでしたが、

今回の2年生では6人での1ユニットで、2人部屋が3つとシャワー、トイレ、リビングが付いているものになりました。( 詳細は後ほど、、)

というように過ぎてしまえば 特に難しい事は無いのですが、やはり、

『次はどうしたらいいのか?何かすべき事を忘れてないか?』

という感覚は続く訳ですね。

そんな時、先輩お母さんが近くにいたら、、色々聞けるのかな?などと甘えた感情が沸くわけですが、、、

以前にもお話ししましたように、    大学生ご本人特性や性格はもちろんのこと、何よりご家庭の事情や行った大学によって状況は全然違うと思われますので!!

やっぱり『ああかな?こうかな?』と調べたりするしか無いようですね。



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【いよいよ大学2年生が始まりました!】

晴れ渡る青空に白い雲、そしてアメリカの広大な自然の中をドライブする事3時間半。

我が家のあるウエストチェスターから息子Rの大学までののどかな景色を堪能しながらの運転は、何度来てもとても楽しいものです。( ちょっと変わってる?)

大学の寮への引っ越しは2回目で、今回は《本当に必要なもの》を厳選して車に詰めた 息子R。

1年の経験から 本人なりに生活の工夫をしているようです。

新しい寮についてチェックイン。寮ごとにお世話係?のスタッフがいて、カウンターで鍵を受け取ると、早速部屋に入りました。

今回も3階!ということで、エレベーターに荷物を載せて 部屋に運ぶと、

やはりシンプルな作りのユニットごとの部屋があり、おそらくお掃除の人が一生懸命に綺麗にしてくださったのであろう、という印象でした。

それでも日本人としては、まず掃除!と張り切って棚を拭き、息子Rとレイアウトなどを考え、

《限られた空間をどうやって快適に過ごすか?》

などと考えている様子の息子Rでした。

ユニット部屋になったせいか、1年生の時の部屋より更に!?2人部屋が狭くなり、更に工夫が必要で、、

この狭い空間にできる工夫、それは!そう、ベッドを最高に高くセッティングする事で《ベッド下最大活用》なんですね!

『どうやってベッドを高くするのかな?』などと親子で考えていますと、

『よう!』と様々な人種のルームメイトが来て、力がありそう〜な男子たちがマットレスをポイっとどかして、あっという間にベッドの位置を変えてくれました。

『ありがとう』と声をかけると、爽やかな笑顔で『No problem!』とわさわさと部屋を後にしていく彼らに、

大変お恥ずかしながら、、、ちょっとした先入観があったな、、と反省しました。

新しい友達たちとの新しい生活。息子Rと同じように綺麗好きな子たちだといいなぁ、、などと余計な親心で思ってしまいますが、

何より皆が快適に、元気に、ちゃんと勉強してくれる事を切に願うばかりです。



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【帰り道に、、】

さあ、張り切って運転する帰り道。相変わらず真っ青な青空の下ドライブしておりますと、この季節がら色々なファームが市場を出しているのを見かけました。

色とりどりの野菜や果物、地元のハチミツやら焼きたてパイなどを売っていて、ついついNYならではのリンゴ!を買ってしまいました。

ご存知の通り、NYの緯度は日本の青森のあたりだとか。マンハッタンがビッグアップル?!と言われるようにりんごはNYのシンボル的に描かれる所以ですね。

つい1週間前に日本からNYに帰ってきて、日本の暑さを引きずってきたかのようにNYでも蒸し暑い日が続いていましたが、

りんごをかじりながら?運転しておりますと、爽やかなNYの田舎道に秋の訪れを感じることができました。

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