【アメリカの大学生にAPテストについて聞いてみました!】
アメリカの大学受験をする高校生(要項を満たした学生のみ)はAPテスト( アドバンスト プレイスメント テスト)を受ける事について、何度かブログでお話ししてきました。
『アドバンスト.プレイスメント ( AP: Advanced Placement)とは、APプログラムとも呼ばれていますが、高校生に大学の初級レベルのカリキュラムと試験を提供する、いわゆる高大接続の北米版に当たる《早期履修プログラム》です。』 (wikipedia 参照)
そのAPテストについて、アメリカの現役学生に聞いてみました。
(もちろんたった1人の意見であり、個人差はあるかと思われますので、その点はご了承下さいませ)
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1.APテストについてどう考えますか?
☆大学での専攻に関連するAPクラスを履修しておくことは、入学してからも有効ですし、知識がついているのは良いと思います。
☆自分の興味のある分野の科目を履修する事をお勧めしたいです。
☆大学に有効だからといって、むやみにAPプログラムを履修するのは、学生によっては負担の方が大きくなってしまう可能性があります。
(APプログラムの期間テストや最終テスト準備などが負担になり、通常の成績GPA( Grade Point Average)成績評価が下がってしまってはいけませんので!)
☆APテストは五段階評価で、『3』以上で大学でのポイントとなります。案外 高得点を取るのは難しく、『4』を取れれば《合格》といえるでしょう。 満点?!( ほぼ)の『5』を取るのはとても難しいようです。
2.大学に入ってみて、APテストを受けてよかったと思いますか?
☆大学でのポイントに移すことができました。大学では、数学、英語、社会などの必須科目があり、そこに生かせるのは良かったです。
☆友人のケースですが、高校生で頑張って 沢山のAPプログラムを取り、いざ大学に入学したら、一年生で取れる授業がほとんどなかった!?などという学生もいました。
最後に、《APテスト》は、学生の興味のある分野の科目を負担のない程度に取り組む事が大切なのでは?
というお話しでした。
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さて、我が家のお話ですが、娘にとって初めてのAPプログラムとAPテストが先日終わりました。
高校の学期末近くの6月にAPテストを受け、7月夏休みにメールで結果が送られてきました。
ホッとしたのもつかの間、7月末には9月から始まる新年度のAPプログラムの申し込みに関するメールが届き、8月の締め切りまでに 新年度のAPプログラムを申し込む必要があるようです。
中学生での科目進度( レベル別)によって高校生での履修科目が決まります。
その進度でAPプログラムを履修することができ、APテストを受けることができる、、、
だからこそ!中学からの日々の勉強と小テストの積み重ねと完璧な宿題提出がとても大切なようです。
けれど、なかなか長期的に子供に、
《日々の勉強が大切!》
と自覚をもたせるのは難しく、
実は、大学入試よりも難しい!?かもしれません。
ましてや、親は何をできるのか、、、!
せめて、先々に何が待っているのか?一つでも多くの情報をお伝えできたら!と思います。
そしてAPテストの結果は?! それは娘のプライバシーの事なので、、秘密ということでお許しを。
( ちょっと心配していたのが、ホッとする事は出来たようです!)