アメリカ大学『アイビーリーグの入り方』から学ぶ15

我が家の子供達のアメリカ大学受験を通して、親子で手探りの日々を過ごして かれこれ3年が過ぎようとしています。

アイビーリーグの大学を目指す!?など遠い彼方の話と思い、あまり調べてきませんでした。

けれども色々なお母さん方とお話をしていくと、皆さん実際にお子さんがアイビーリーグに入っている方も多く、

真剣にアイビーリーグを目指して努力を続けているご家庭もあることがわかってきました。

『我が家には関係ない』ではなく、アメリカの一流大学について知っておくのもいいかな?とシリーズで、

『アイビーリーグの入り方』        冷泉 彰彦 著

から学んでおります。

今日は、プレップスクールやアイビーキャンプなどについて学んでみようと思います。



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【プレップスクールとは?】

私立の学校で、独自の伝統とプライドを持っているのが、

プレップスクール                   (prep=preparationの略)

いわゆるアイビーリーグなどの名門大学への準備をする学校という位置付けです。

☆チョート.ローズマリー(CT) ☆ディアフィールド.アカデミー                                                 ☆ヒル.スクール                            ☆ホッチキス.スクール           ☆ローレンスビル.スクール            ☆ルーミス.チャフィー         ☆フィリップス.アカデミー        ☆フィリップス.エグゼクター.アカデミー                         ☆セント.ポールズ.スクール   ☆タフト.スクール

《プレップスクールとは?》

1.アイビーリーグなど名門大学への進学が目的

2.入試対策を行うのではなく 大学の学習内容を先取りする授業

3.キャンバスは広大で 全寮制を敷く

4.授業料は高額で大学のような入試もある                           ( 授業料の支払い能力が問われる)

毎年9月に『翌年9月の入学』を前提とした願書の受付を開始し、冬から春にかけて合格を発表していきます。(これもまた、『13歳』の岐路となる)

(本文より参照)



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【アイビーキャンプに参加すると有利か?】

アイビーなどの名門大学は、優秀な学生確保のために 高校生向けの『アイビーキャンプ』を開催しています。

基本的には、『物理』『化学』『生物』が中心で、大学によっては『英文学』『国際関係』『演劇』『ミュージカル』などもあります。

中でもサイエンスのキャンプは人気があり、1コース 4000ドルなど高額ですが、毎年大盛況です。

さて、このアイビーキャンプは入試に有利なのでしょうか?

答えは?                                        YES→『その学生が成績が良く積極的で、将来的な研究テーマにつながるアイデアを持っている』

NO→『合格の手段として参加、高いお金を払ったのだから意義はあるだろう』という印象の学生

(本文より参照)

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《プレップスクール》も、、 《アイビーキャンプ》も!

結局は学生本人の《やる気》と《能力》

そして何より、それを支援できるご両親のいろんな熱意?が必要なのでしょうね。

私の母友(Kさん)で、息子さんのN君をホッチキス.スクールに入れた方がいます。

子供達が赤ちゃんだった頃からよく遊んでいたのですが、

子供達が小学校の頃既に、

『学校見学と面接してきたの』とお話ししていました。

何年かして子供たちが中学生の頃会った時は、そのホッチキス.スクール(その時初めてそのホッチキスの学校の名前を聞きました)

に入学した事をお話していたので、『あぁ、Kさんはきちんと計画をしていたのだなぁと今になって思います。

とても良い学区に住んでいるので公立高校に行っても、最高のレベルの高校でしたが、

敢えて全寮制のホッチキス.スクールにN君を入れたのは、目指している大学があるのでしょうね。

その当時、そんな事も分からず、ただお母さん方のお話を聞いていた私の子供。

一方で、親がきちんと準備して、方向性を示したご家庭のお子さん。

ほぼ同い年でも描く将来は全く違うものになるのですね。

今更ながら、『やっぱり知識は人生を左右する』のだなとしみじみと思うこの頃です。

いや、人と比べたりせず!  我が家もできる事を精一杯頑張ります!