アメリカ大学 アメリカ人母親トーク

【アメリカ人のお母さんたちは大学の事どう考えているか?】

昨夜娘Mのダンス学校のクリスマスパーティーに行ってきました。

今年で2回目で、もちろん日本人は私だけなので、やっぱり緊張します、、。

今までもこんな状況は沢山ありましたが、誰かしら知り合いがいたり( 日本人がいたり)したので、ついそちらに逃げてしまう、、。

ダメですね〜。20年もアメリカにいて、こんなんじゃ。

それでも勇気を振り絞って行ってきました。

用意してきたお料理だけ広げて、軽くソーダでも飲んだら、一度帰ろうかな?と弱気になっていましたが、

思い切って1人のアメリカ人のお母さん( Aさん)に話しかけてみると、

そこにアジア系アメリカ人の物凄い早口のお母さん( Bさん)が合流し、

大学トークが始まったのです。

もちろんたった2、3人との会話ですので、一部の声ではありますが、

アメリカ人のお母さん達との大学トークは初めてだったので、とても勉強になりました。

そこで少しですがご紹介。



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☆大学は成績が命

Aさんの長女さんは、バーナード大学に行ってらっしゃるそう。

よくわかっていない私は、後で調べてみると、[バーナード大学は、名門女子大のセブンシスターズの1つで コロンビア大学に隣接し コロンビア大学の履修もできる リベラルアーツの大学]とのことでした。

そこにお嬢さんが到達するまでには、高いGPA4.0を維持するのはもちろんのこと、数学、サイエンスなどのAPコースを履修して

希望のメディカルを専攻する為 バーナード大学にしたそうです。

それもこれもAさん曰く、        『とにかく就職して欲しい一心なの』と力説していました。

Bさんのお嬢さんは8年生だけど、すでに11年生レベルの教科にまで進み、学校の上位 数%になり、ナショナル メリット スカラシップを狙っているんだそう。

記事や情報ではよく見かけた話ですが、生の声を聞いたのは初めてで、

『あー、本当に皆さん こう努力しているんだ、、』と実感した次第です。

☆大学は課外活動も命

娘のダンス学校は、小さいながらもコンペティションにも参加し、トロフィーなんかも結構並んでいます。

だからといっていわゆる、コンペティティブ?!と言われる学校内でのライバル意識の高い学校ではなく、

みんな仲良しな、とてもフレンドリーな学校です。そこが気に入ったので!(DANCE NYYARD )

それでもチームエリートというグループに入り、コンペで結果を残すことで、大学の受験に[その生徒が打ち込んできた事]としてかけるんだそうです。

それも高校四年間での活動は大切で、その結果を出すにはそれまでの下地、つまり中学までの課外活動での高成績が必要になってくるとのこと。

皆さん、それを考えて子供達の課外活動を選んで、大学に有利になるものを続けるのですね。

☆大学は選び方も命

Bさんは、ご自身がSTONY BROOK大学とCUNY BARUCHに行ったそうで、

Bさんのお母さんがウルトラ教育ママだったそう。( 英語でそんな感じのお話でした)

『少しでも点が悪いと殺される!と思って勉強したわ。』とクールに早口でいっていて

(母親とは ここまでやらないと結果は出ないのね、、)とこれまた実感した私です。

そのお母さんのウルトラお母さん曰く、『大学に行くならアイビーリーグかSUNY、じゃないと元が取れないよ!』

という意見で、BさんはSTONY BROOK大学に行ったそう。

理系に強く、最近では人気がありますね。

Aさんの家では、娘さんに出した大学の条件は、〈とにかくNY内か3時間くらいの距離の大学にする事〉という事だそうです。

Aさんは元々ブルックリンの出身で家族親戚も近くにいると。

NYはこれだけレベルの高い大学が沢山あって、なんで遠くへ行く必要があるの?と。

一度大学に入学したら、年に何度も寮を出ないといけないし、その度の費用を考えたら、遠くへ行く必要は全くない、という考えてだそうです。

バーナード大学はマンハッタンにあり、教育の質も学費も?高いですが、かけるべき所と節約する所が人それぞれ、といったところでしょうか。

我が家の場合、息子Rは家から3時間半のNY州立大学の一年生として頑張っています。

手探りで迷いながら親子で頑張ってきた結果ですが、

今日、ホリデー休校で帰ってきた息子Rの生き生きした表情と色んな大学の話を聞いていると、

『これでよかったのだな。』とほっこり嬉しく思ったりします。