アメリカ大学 大学休校の里帰り

【大学のホリデー休暇に】

NY州立大学に秋から通っている息子Rがウエストチェスターの我が家に帰ってきました。

『大学はあまり遠くでない方が良いな』

という息子Rの希望もあって、家から3時間半の大学にいっていますので、

9月学校行事、10月コロンバスデー、11月サンクスギビングデーと、Rは毎月帰ってきていました。

つまり、大学では寮や食堂がクローズになる期間があり、学生はその度に、寮を出ないといけないわけです。

大学によっては、〈寮にいても良い〉場合も、大学街にいくらでも食事できるところがある所もあるでしょう。

けれどNY州立大学などは、自然豊かな?環境にある大学(つまり田舎)が多く、一定期間寮を出ないといけない学生は多いようです。



先日Rと同じ大学に通っている 日本からの留学生 Kちゃんを車に乗せてあげました。

Kちゃんは、帰る実家があるわけではないので、休暇のたびに、マンハッタンのユースホステルや友達の家に泊まりに行くそうです。

留学生や近くに実家のない人にとっては、大学がクローズの時は、その度に移動しなければならないのは本当に大変ですよね。

さて息子Rは、ここ2回の里帰りは、大学の友人のお父さんに車に乗せてもらって、ホワイトプレインズの駅まで送ってもらいました。

それまでは、私が往復7時間運転していたので、それはもう、、、お友達に乗せていただければ助かります。

今回など、4人の学生が一台の車に乗せてもらったとか!

もちろん大学直通バスがマンハッタンやホワイトプレインズまだ出ていて、片道45ドルとかで、バスで帰ってくることもできます。

でもね、、、やっぱり年に何度も行ったり来たりしていると、、乗せてもらったり、自分たちで送り迎えした方が、助かりますよね。

そうはいっても、ガソリン代で片道20ドルは確実にかかりますし、何より凄い労力!

9月と10月には、私が往復大学の送り迎えしたので、腰やらあちこち痛み、色々とお年頃を実感したわけです。

さらに!?10月のKちゃんを乗せた時のこと。

大学からホワイトプレインズに向かう帰り道、

いつものように山道をそこそこ急いて( とばして、、)運転していると、

『ウィーン!』という音と光を放つ車が追いかけてくる。

そうです、ポリスカーです。

『あの表示わかる?ここのスピード何マイルかわかる?』

などとやりとり、トホホ。

山道をさらに走っていると途中から、蒸気機関車のような音が私たちの車から聞こえてくるではありませんか。

『これなんで〈シャンシャン キュルキュル〉いうだろうね?』

『、、、、。』

18歳の少年少女に聞いても わかるはずがありません。

今回の目的地ホワイトプレインズに近づくにつれ、音はどんどん大きく 酷くなっていきました。

なんとか無事にKちゃんをホワイトプレインズの駅まで送り、

無理を言って申し訳なかったのですが、ウィッシュオートという車の修理店に駆け込みました。

『閉店間際に本当にすみませんでした。急なのに診ていただいてありがとうございました。』

優しい物腰の店長さんが、

『あ、いえ、これはもう来てもらってよかったです。このまま走っていたら大変な事になってました。』

とおっしゃる。

全てのブレーキパットが擦り切れ、下の鉄の部分で止まり続けていた状態で、

もう1mmも走る許可は出せない状態だったそうです。

思えば、、大学の往復は山道が多く、いわゆる峠越え?いろは坂?を含めた7時間走行は、車にも負担は多かったのでしょう。

と道のせいにしましたが、やはり私の車の運転にも問題があったようです。

1000ドル近い修理代は、あまりにも高い代償でした。

なので、大学の場所にもよりますが、バスを使った方が節約に?なる場合もあるかもしれませんね。

その後私の車の中に、標語を書いたハートマークをつけました。

《安全運転は最大の節約》

それ以来、ずーっと、そーっと運転しています。