アメリカ大学 の前にインターンシップ

【アメリカ大学入学の前にインターンシップ】

5月に入ると現地校の12年生は、本格的に学校 消化期間となります。

進路がきまっている学生、決まっていない学生 関わらず( ?)、卒業前のニヶ月足らずをほとんど授業がないまま過ごすのですが、それでは勿体無い。

ということで、希望者はインターンシップをすることで、学校への登校が免除され( 出席扱い)、有意義に過ごすのがアメリカ式なのでしょう。(地域によるとは思いますが)



息子Rの親友のY君は、ホテルマネージメント志望ということもあって、ホワイトプレインズという中規模の町のホテルでインターンシップをしました。

彼は、日本に六年生までいたこともあって、日本語も英語も堪能なので、ホテル側から

とても歓迎されたそうです。

その時期は、ちょうど日本からのお客さんがたくさん来るホテルだったので、お客さんからも、とても感謝されて、また会いましょう!と何組もの日本人ご家族に言われたとか。

インターン期間が終わっても、アルバイトとして卒業に支障のないギリギリまで、ホテルの要望で働いたそうです。これぞ!インターンシップ!といえますね。

Rの友達のMちゃんは、自宅からほど近い 日系幼稚園でインターンシップをしました。日系の学校では、やはり日本語と英語を両方話せることは、1つの強みといえるでしょう。

Mちゃんは.やはり、とても歓迎されて インターンシップを終えたようです。

特に就職などを意識しなくても、何かしら興味のある分野で、一定期間 仕事の体験をできるのは、とても良い仕組みですね。車で15分くらいで通える所を選ぶのも、賢い選択です。

さて、息子Rは、、?彼の興味は、日系の会社とビジネスなどです。けれど、なかなかいいインターン先が見つかりませんでした。

できればNY市内( マンハッタン)で、仕事をしてみたい、と探し、1つの団体に メールを送るも、何も返事をもらえないまま期限が近づきました。

さ、どうしよう、、自分で動きなさいよ、自分のことなんだから、、と内心思いつつ見守って、様子を見ていましたが、Rはそこで活動停止しているようす。

本来黙って待つのが 良い親なのでしょう。わかってるんです、わかってるんですけど、、黙っていられない。本当にじっと我慢して、子供を信頼して見守るのは、難しいですね。

カタカタとインターネットを検索、1つのデザイン会社がインターンを募集しているのを見つけました。そして、いつものように、『 こんなのあったけど、応募してみる?』と提案。

こーゆーことをするたびに、親って、どこまで口出ししていいのかな、これってどうなの?と自問自答してしまいます。

まるで《朝起こし続けているがために、自分で起きれない子になった、、》的な責任を感じつつ、アイパッドの画面を見せる私。

息子Rは、すぐに気に入って応募。良いお返事をいただき、5月にインターンシップをする事となりました。

そこは、日本のデザイン小物などをマンハッタンの小売店に販売する 輸入販売を主とする会社でした。

Rが仰せつかったのは、《G-shockなどの時計が どうしたら売れるか?リサーチして販売戦略を考える》というものでした。

えー、17歳の男子にこんな事任せちゃっていいのぉ、、?などと母は内心思っていたのですが、本人も頑張って通い始めましたので、あとは我が仕事、見守るのみ。

ちょっと大変だったのが、マンハッタンまでの電車通勤。大変っていうのは、経済問題点で、、

マンハッタンまで1時間 Round trip . peek time ( 往復、ピーク時) で最寄り駅から25ドル〜30ドル( 時間帯で値段が違う)もかかり、週5日1ヶ月通うとなると、、イタタ

そうか、Y君もMちゃんも近くでインターンシップを見つけて賢かったんだな、、

お昼ご飯くらいは節約しなさい!と高校生活最後にお弁当をもたせて、なんとかかんとかインターンシップを終えました。

会社の皆さんにも色々と教わったり、翻訳のお仕事なども経験できたそうです。

彼なりに良い経験になったならよいな、と思っています。